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先日、先輩から教えてもらった本のタイトルです。
本というか絵本。
ハッとさせられる本でした。

本の内容は割愛しますが、
このネット社会に暮らす僕らに
大きな警笛をならしてくれている本です。

「転がる雪だるまのようないきおいで、
 噂はたちまち膨れ上がった。
 そして噂は、いつの間にか尾ひれをつけて、
 独り歩きし始めたのである。」
「私だって、なんとなく心配だったから、
 家族に知らせただけだわ」
「おいらだってちょっと気になって、
 メールを転送しただけさ」
「僕は聞いた話を、友達に教えてあげただけなんだよな。
 でも、自分の目で何か一つでも確かめたっけ…?」

悪意のあるものなど誰一人としていなかった。
悪意のあるものなど一人もいなかったのに、
取り返しのつかない現状になってしまった・・・
その状況でこの本は終わります。

今、この時代にはSNSという便利なツールがあります。
テレビやラジオという媒体だけではなく、
個が世界へ発信できるという今までにはなかったもの。

そして、発信した人にも簡単にアクセスできる。
「スキ」
ということもできるし、
「嫌い」
ということもできる。

でも、この「嫌い」という表現を
自身のことは隠して発して、
それが攻撃まで進んでいってしまう…

攻撃をしなくても、
「このことを友達に教えてあげよう」
と友達のことを思って、情報を転送する…

僕自身、よかれと思って情報を転送したことなど
これまで何度かあります。
それで人を傷つけてはいない
と断言できるか…
できないです。

もしかして、そのことで誰かが悲しい思いをしたかもしれない。

このブログを始めて1か月経ちましたが、
一番怖いのは知らず知らずのうちにだれかを傷つけること。

僕だけではなく、
望むか望まないかにかかわらず、
どんな人でも、
しらずしらずにその世界に生きていることを
感じることがあるのではないでしょうか。

ちょっと状況はちがうかもしれませんが、
一昨年女子プロレスラーの木村花さんが
お亡くなりになりました。

攻撃のツイートをした人。
そのツイートをリツイートした人。
そのツイートを読んだだけの人。

だれも木村花さんが亡くなるとは
思っていなかったと思います。

木村花さんはもう戻ってこない。

僕らも、この
「二番目の悪者」
になっていないか…
振り返って考えてみることも必要です。

この本を読んで感じたことでした。

月曜日から重たい話題ですみません。
読書感想でした。

今日は週のスタート。
今週もがんばっていきましょう!
月曜日から、金陽でした(^^♪

【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ33日目)2022.8.22


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