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10年後の自分が話しかけてくれている①

僕の仕事は生命保険セールスですが
今までで一番厳しい時期が
2004年の9月でした。
お客さまに断られ続け
「これでは生きていけない」
と大げさではなく、
生命の危機を感じるくらいのことでした。
 
でも、一番迷った時期、
そしてその時の思考次第では今の自分は
なかったと思えるくらい
岐路にたったのが2007年11月でした。
 
僕ら生命保険セールスの目指す資格で
一番大きいのが『MDRT』という基準です。
 
日本だけではなく、世界の基準で
1年単位で判定され、資格が付与されます。
 
この世界に入る前も営業の仕事だったので
営業関連の本でその存在を知っていました。
 
そして自分自身がこの生命保険セールスの
世界に飛び込んでからも目標にしている
資格でした。
 
2007年11月、
初めてそのMDRT基準に手が届きそうな
ところにいました。
でも、もう進んでいる案件もない。
あきらめるしかないのか・・・
そういう状況でした。
 
生命保険セールスとして一番の
目標にしていたMDRTの基準。
もう少し…というところまできているから
厳しい悩みでした。
 
もう少しだけど、そのもう少しがかなり大きい。
あきらめるのは簡単だけど、
もうこのチャンスは永遠にこないかもしれない。
 
あきらめたら楽…
でもあきらめたら一生後悔するだろう…
 
僕の頭の中ではエンジェル宮城とデビル宮城の葛藤でした。
 
エンジェル宮城はこう言葉をかけてきます…
ここまで来たら、もう少しだからがんばろう。
今、がんばるときだよ。
そうするとこの先の未来は広がるよ。
高校野球の補欠時代に学んだことは
ここで活かそうぜ。
人生のレギュラーになりたいんだろ。
ここでがんばろう。
 
と僕にささやきかけるエンジェル宮城。
 
一方デビル宮城はこうささやきかけます…
ここまででも十分頑張ったよ。
ここまできたら周りの人も
よくやったと言ってくれるよ。
もうがんばらなくていいんじゃないか。
もしここでがんばって、
仮にMDRT基準達成できたとしても
来年のこの時期、
同じ苦しみを味わっているんだぜ。
それは苦しいぜ。
今あきらめて楽になろうぜ。
 
 
エンジェル宮城とデビル宮城は
それぞれの言葉で僕のささやいてきます…
 
どっちも言い分もわかる。
苦しい…本当に苦しい…
 
そのときが一番頭の中で葛藤してた時期だと
今振り返ってみたら思えます。
 
悩んで悩んで…
もう頭がおかしくなるんじゃないかという時に
思いついたのが、
 
『10年後の自分が
今の自分に声をかけるとしたら』
 
今の自分の実力や状況、弱い心…
そういうものを横に置いて考えてみました。
 
10年後の、43歳になっている金陽は
こう話しかけてきてくれました・・・
 
ここからまだ長くなりそうなので明日に続きます。
 
 
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日も頑張っていきましょう♪
土曜日だけど、金陽でした(^^
 
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続358日目)2023.7.8
 
(あくまでも宮城の勝手な考えです、あしからず♪)

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