見出し画像

箱根駅伝で優勝した駒澤大学大八木監督の変化

今年の第99回箱根駅伝で2年ぶり8度目の
優勝を果たした駒澤大学。
大八木弘明監督の記事をネットニュースで読みました。
 
常勝の時代もあったそうですが、
パタリと急に勝てなくなったそうです。
 
その理由は自分の指導方法が時代に合わなく
なってきたことに気づいたそうです。
 
それまでは一方通行の指導方法。
ある意味「昭和」な指導方法だったとのこと。
 
「昔は一方通行でやっても十分通用した。
 今は一方通行ではまったく通じない」
 
そのことに気づいた大八木監督。

大八木監督、今年3月で引退するみたいです


 
インタビューでこう答えたそうです。
「子どもたちも少しずつ
変わってきていますから、
昔と今じゃ指導方法が全然違います」
 
名監督と言われる方が
その指導方法を変えるということは
ある意味、今までの自分を否定するという
ことでもあります。
 
ものすごく勇気のいること。
 
その指導法をが昔と今とどう違うかの問いに
 
「しっかりコミュニケーションをとって
 しっかり納得させて、
何事もやらせるというのが大事」
 
試合中のゲキでも有名な大八木監督ですが、
今回のレースでも選手たちにゲキがとびました。
 
しかし、それぞれの選手に対して変えているそうです。
 
8区を走った赤星選手には
「遊行寺の坂を上がったあと、
ちょっときつそうなところがあった。
最後3キロはペースをあげなくちゃいけなかったので、
その辺はいつも練習している中で、
あげてほしいと思ったから声をかけた。
赤星の時にはあんまり厳しいこといっても
優しい子だから反対にしょげちゃうんじゃないかと思った。
赤星には常に優しい言葉をかけないと」
 
ということで、赤星選手には
「ここから行くよー」と声をかけたそうです。
 
一方で
「(一区の)円、(2区の)田澤は激しめのゲキが
 ないと動かないでしょうね。」
とゲキにも選手それぞれを観察してやっているそう。
 
「どんどん子どもたちは変わってきている。
 昔は一方通行でやっても、
なんとか我慢しながらやってましたけど、
今は一方通行じゃ通じないので、
コミュニケーションをとって
やらなくちゃいけなくなってきている。
選手たちに納得させる指導方法の仕方に
変えてきています」
 
大八木監督は練習中、選手がトイレに行く
時間なども全部チェックしているそうです。
そうすることで、選手のコンディションの
整え方、コンディションを崩す要因や傾向が
わかってくるのだそうです。
 
常勝軍団、青山学院大学の原晋監督は
駒澤大学の優勝の要因を
「大八木監督の指導方法の変化」
と語っていたそうです。
監督が変化成長すること。
外部との情報を遮断しないこと。
いろんな専門家の意見を取り入れること…
それができているのが優勝の要因と語ったそうです。
 
原監督の
「そのチームは監督の器以上の
 チームにならない」
という言葉の意味が重いです。
 
大きな決断をし、それを根気強く継続する。
そんな目に見えないことの積み重ねが、
目に見える大きな成果になっていることを
今回の大八木監督の記事で感じました。
 
物事に取り組む姿勢に大きなアドバイスをもらえたように思えます。
 
 
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日も頑張っていきましょう♪
曜日だけど、金陽でした(^^
 
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続177日目)2023.1.13
 
(※あくまでも宮城の個人的な感想、意見です。あしからずm(__)m)1

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?