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僕もモノを買う時は誘導されているのかも

人の感情について話していた時に
こういう話を聞きました。
 
かつて、一世を風靡した『たまごっち』
なかなか手に入らない時期がありました。
それを解消しようとしたバンダイが
大量生産した途端、売り上げが
急降下したそうです。
 
なかなか、手に入らない時は
欲しかったけど、売場にたくさん
並んでいるのを見ると
その気持ちが急に失せてしまう。

 
 
『人は簡単に手に
 入るモノを欲しがらない』

その結果、バンダイは
大きな赤字と大量の在庫を
抱えてしまったそうです。
『手に入らない』と聞いて、
その商品を買ってみたら、
『何でこんなのを
  買ったんだろう?』
と思ってしまう事って
ないですか?
僕けっこうあります(笑)
 
数量限定、期間限定、
日曜日しか空いていない店、
特別セール、一点モノ、
紹介じゃなければ買えない商品。


そういったモノに人は
ついつい、感情を動かされ
欲しくなったり、
行ってみたくなってしまう。
 
心理学的な話をすると
『人は選択の自由を奪われると
 その事実に抵抗しようとする』

 
 
という当たり前の
法則があるようです。
 
ものだけではなくて、
なかなか会えない人ほど、
会いたい気持ちが
高かったりします。

芸能人や有名人なんか
そうなんでしょうね。
 
今まで何とも
思っていなかっ異性に
恋人ができた、結婚したと
聞いた瞬間、その人のことが
気になってしまう人もいる。
 
それらはすべて、
『自由な選択』を制限された
ことから生まれる反動。

 
 
いつでも手に入ると
思っていたときは、
まったく欲しいと
思わなかったのに、
なかなか、手に入らないと
分かった途端、
無性に欲しくなる。
人間って本当、不思議ですね。
『本能』だから
  しょうがない(笑)
 
スーパーで
『たまご、お一人様三個まで』
と表示された場合、
おそらく、ほとんどの人は
三個買うと思います。
 
人は指定された通りに
買うという心理もあるので、
制限の心理との
ダブル攻撃です。
もはや太刀打ちできない。
『三個買ってください』
と言われたらそこまで、
買う気にならない。
なのに、
 
『三個しか買えない』
 
と言われると
間髪入れずにかごの中へ。
 
三個買って欲しいから
お店はそう言っていることも
多かったりすると思います(笑)
 
テレビショッピングでは
必ず、数量限定、番組終了後、
○○分以内限定価格と
告げてくる。
 
もし、
『在庫は豊富にあります。
  安心してください』

 
『いつでもご都合の
 良い時にご連絡ください』

もし、そんな告知の
仕方だったら、おそらく
売り上げは激減するはず。
 
『人は自由を制限されれば
 されるほど、その自由を
 無意識に取り戻そうとする』
『人は強制的に狭められた
 選択に執着してしまう』


そういった心理が働くそうです。
 
僕らは日常、自分の意志で
判断して行動しているように
思いがちですが、
様々な情報によって、
誘導され、選択を変更させられ、
その行動をコントロールされて
いることが分かります。
 
『なかなか、手に入らない
 モノを手に入れた』

という優越感を得たいという
気持ちもどこかに
あるんでしょうね。
『人は簡単に手に
 入るモノを欲しがらない』
『人は自由を制限されれば
 されるほど、その自由を
 無意識に取り戻そうとする』

 
『人は強制的に狭められた
 選択に執着してしまう』

 
知らないよりは
知っておいた方が
いいんじゃないですかね。

時には自分の身を守る事にも
繋がるかもしれません。
 
でも、僕はこれから先も
この法則に誘導されてモノを買うような気がします(笑)
 
 
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
今日から2月。
今月も頑張っていきましょう♪
水曜日だけど、金陽でした(^^
 
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続196日目)2023.2.1
 
(※あくまでも宮城の個人的な感想、意見です。あしからずm(__)m)

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