「目線を変える」とは
お友達の投稿から、すごく気付きを得ました。
まずはその投稿を・・・
↓
景色を見るだけで野球が上手くなった
~とある中学生の試合~
ファーストを守っている選手が無死1塁の場面でボテボテのショートゴロ~二塁間に合わずショートは一塁へ転送~暴走ぎみの一塁走者は一気に三塁へ。ファーストはショートからの送球を受ける際、二塁を回りかけた走者の動きは間違いなく視界の中に入るのだが…気付かない様子でプレーが止まった。ベンチの声で慌てて投げようとするもセーフ。
ミーティングでは当たり前に予測・準備の話をする。
それにしても見えないはずがないと気になり彼と面談。
集中してたか?『はい』
準備・予測してたか?『はい』
ランナー見えたか?『見えませんでした』
う~ん、どこ見てた?『ボール見てました』
なるほど!
では、打席の時どこ見てる?『投手が持っているボール見てます』
盗塁の時どこ見てる?『投手の足見てます』
なるほど!なるほど!
この子は、チーム1の努力家で声も良く出る。野球に取り組む姿勢はみんなが認めるところ。
反面、試合での過度な意気込み、緊張からかなかなか結果が出ず時折ボーンヘッドが出る。
そう、明らかに目の使い方に問題がある。彼は極端に視野が狭い状態でプレーしている。目に棒状の筒を当てて覗きこんでプレーしているようなもの。
『一点に集中しすぎないで景色を感じながらプレーしてごらん。森を見ながら動いたものに反応しよう。遠くを感じて近くに反応することで距離感、空間を作れるし、目からの情報も広がり反応、判断も早くなるよ』
ま~感覚的なものだしな~難しいだろうな~と思いながらもアドバイス。
そこからビックリ。驚くほど彼のプレーが変わった。
守備のミスも少なくなり、投手としてもエース候補に躍進。打順も主軸を打つまでに成長。ボーンヘッドも一切なくなった。
ベンチとしてはセンス、技量、野球脳のレベルが低いと判断しがち。私もメンバーから外すか迷っていたところでした。危ない危ない。
彼は、グラウンド全体の景色を見ること、ボールを見すぎないでボールが弾き出される人全体を見ること(打者・投手・盗塁)を意識しただけで別人のようなプレーヤーになりました。
大人で言うと車の運転に似ている。道だけ集中して運転すると信号や横から出てくる車や歩行者に気付かず余計に危ない。
そういや私も投手の時はキャッチャーミットを見ないで打者のどこそこを狙ってリリースしてたな。
皆さんの周りにも能力はあるが試合になるとよくボーンヘッドをしたり空回りする選手いませんか?
いわゆる『どんくさい』と言われる選手。
彼らは筒の中の視野しかないのです。
見る景色を変えてあげましょう!変化を実感できます!
私もフォームなどの技術論に走りすぎて、プレーの根源にある『目』の使い方にあまりフォーカスしなかったことに大反省です。
また子供たちから1つ学びました
長文にお付き合いありがとうございました。
↑
以上、大野倫さんの投稿から。
(承諾を得て掲載させてもらっています)
「目線」でここまで変わるのですね。
「目の使い方に問題がある」と気づくのがすごい。
野球選手の「目線」が、
僕らの仕事に置き換えると「姿勢」に
なるのではと感じました。
野球選手の「どこを見てプレーしているか?」
が、
営業マンの「お客さまにどう役に立ちたいか?」
ではないかと。
倫さんの言う
「目に棒状の筒を当てて覗きこんでプレーしているようなもの」
というのが、自身の売り上げだけを考えている状態。
その視点を変えるというのが、
僕らでは「お客さまへの姿勢」にドンピシャあてはまる。
僕らの世界でも、
低迷から復活するきっかけが、
ほとんどの場合、技術的なものではなく、
この「お客さまへの姿勢」「仕事への姿勢」
にあると感じています。
僕自身もそうでした。
優秀な成績の人の歴史を見ても
共通することを感じます。
中学硬式野球を教えている大野倫さんの
コーチングをみて、
すごく気付きを得ました。
倫さん、ナイスコーチング!!
夏の甲子園で2年連続準優勝、
その後大学では打者として日本代表、
そしてプロ野球で開幕スタメンまで
昇りつめた野球人の「目線」という
独特の視点がさすがだと唸った投稿でした。
その中学生はこのことから、
野球のことだけではなく、
人生を生き抜くうえでとても大事なことを得たのかも。
中学生の将来も楽しみです。
いい恩師に巡り合うってとても大きな財産ですね。
倫ありがとう♡
また投稿パクらせてください(笑)
今日もお付き合いいただきありがとうございます。
よい日曜日をお過ごしください♪
日曜日だけど、金陽でした(^^
【沖縄の営業マン宮城の日々感じていることブログ】
(ブログ連続投稿319日目)2023.6.4
(※あくまでも宮城の個人的な感想、意見です。あしからずm(__)m)
(※ご本人の承諾を得て掲載させてもらっています)