プログラミング初心者はコピペでもいいから動かそう
「プログラミングの勉強を始めたけどプログラムが全然動かしてない」
という初心者の方。
コピペでいいのでプログラムを動かすようにしましょう。
なぜなら、プログラミングを勉強を実際に動かして初めて気づくことが多いからです。
本記事では、プログラムを動かした方がいい理由を詳しく説明して行きます。
基礎学習だけでは成長しない。コピペでも動かした方がいい理由
インターネットを見ているとプログラミングの初心者に対して、「初心者は基礎学習をしよう」というアドバイスを多く見かけます。
しかし私は、「初心者はプログラムはまず動かすべき」と考えています。
理由は以下の2つです。
・動かして始めて理解できることが多い
・プログラムを動かすことの楽しさを知らないまま挫折してしまう人がいる
・動かすだけであれば難しくない
動かして始めて理解できることが多い
環境構築のやり方、エラー対処方法などプログラムは動かして始めて理解できることが多いです。
本で読んだ時は簡単に見える作業も実際にやってみると結構難しかったりします。
実際にやってみることが大切です。
◆環境構築のやり方
環境構築(セットアップ)はプログラミングにとって非常に大切な手順です。
なぜなら環境構築ができないとプログラムは動きすらしないから。
環境構築は初心者の最初のつまずきポイントです。
何から始めたらいいか、どうやったらいいかわからないまま挫折する人もいます。
なるべく環境構築が簡単にできるプログラムから始めるようにしましょう。
関連記事>>プログラミングの勉強の前に環境構築をしよう
◆エラーの対処方法
プログラムをちゃんと書いたつもりでも動かないことはよくあります。これはコピペであっても同様です。
その時にエラーを見て対処する必要がありますが、勉強しただけだと
・最初のうちはどこに問題があるのか?
・どう対処すればいいのか?
ということがほとんどわかりません。
エラーの対処方法は様々なエラーを起こして、それを対応していくことでパターンが頭に蓄積されていきます。
(頭だけだと不安なのでノートにも残しておくことをオススメします)
エラーをたくさん出す為には数多くのプログラムを作って動かすしかありません。
◆調査方法
ソースコードの追い方・ググり方やドキュメントを追う方法などの調査方法も実践しなければ学べません。
問題が起きた時にソースコードを追った方がいいのか、ググった方がいいのか、ドキュメントを読んだ方がいいのかはケース・バイ・ケースです。
実践を繰り返しながら最適な方法を探っていく必要があります。
プログラムを動かそう
プログラムを動かすだけであれば決して難しくありません。基礎学習をしなくてもパソコンの最低限の知識があれば可能です。
プログラムの動作させる為には、動作環境のセットアップが必要ですが、一部言語以外はインストーラーをダウンロードして実行すれば完了です。
「〇〇 始め方」でネット検索すれば各言語の詳細の方法が出てきます。
※〇〇にはプログラミング言語名が入ります。
また、参考書を買えば大抵最初のページに手順が書いてあるのでその手順に沿ってインストールしても良いでしょう。
当サイトでも一部のプログラミング言語の始め方を紹介しています。
関連記事>>プログラミングの始め方まとめ
インストールが済んだら参考書やネットのコードを実際に書いて実行してみてください。
最初はなかなか動かない場合もあると思いますが、参考書やネット検索を駆使して諦めずに調べることが大切です。
プログラムを動かすことの楽しさを知らないまま挫折してしまう人がいる
また、プログラミングの基礎学習で挫折してしまう方も多くいます。
プログラムって動かしてなんぼのもんです。
プログラムを動かすことの楽しさを知らないまま挫折してしまうのは非常にもったいないと思います。
動かすだけであれば難しくない
プログラミングを動かすことが難しいと考えている人が多いと思いますが、動かすだけではそれほど難しくありません。
コピペでネット上のプログラムを持ってくれば比較的簡単に動かすことができます。
また、プログラミング分野ではオリジナル新しい処理を作るよりも既存の論理の流用が多いです。
新しいプログラムを作る場合であっても、大抵の場合は既存処理やネットの記事のプログラムをコピペして組み合わせることで事足ります。
記述方法や文法はある程度覚えておいた方が良いですが、その場で調べれば事足りる場合も少なくありません。
インターネットを使えばすぐに調べられますし、よく使う情報はノートや電子ファイルに保存する方法があります。
頭に詰め込むことだけを考えずにツールを活用しましょう。
「初心者は基礎学習をしろ」というアドバイスには疑問を持つべき
プログラミングの初心者に対して基礎学習を勧めるのは非常に疑問です。
基礎は大事ですが、まずは動かさないとプログラムがどんなものか理解できません。
他の分野ではどうでしょうか?
ブログの場合、初心者に対しては「まずは記事をたくさん書こう」というアドバイスが多いです。
絵の場合、初心者に対して「まずは模写をたくさんしよう」というアドバイスが多いです。
いきなり基礎を学べという人はあまり多くありません。
プログラミングだけなぜか「基礎学習をしよう」というアドバイスが多いです。
ブログも絵も基礎学習が必要なのは同じです。
初心者の方は「先に基礎学習を学ぶこと」に疑問を持つべきかと思います。
ブログや絵でも基礎は先に学んでおくべきという方はいますが、その場合でも「並行して実践しろ」という人が圧倒的に多いです。
基礎を学んでもプログラミングスキルはなかなか上達しません。まずは動かすことを覚えましょう。
コピペでいいのでプログラムを動かしましょう
最近は優秀なProgateやドットインストールなど優秀な学習サイトも数多く登場していますが、そこで基礎を学んだだけではプログラミングスキルは上昇しません。
実践を繰り返しながら環境構築の方法や調査方法などを学んでいきましょう。
どんな分野でもそうですが、「どう使うか」がわかっても「いつで使うか」、「どこで使うか」はわからないことも多いです。
実践をして最適な方法を調べていくことが大切です。
基礎を学ばなくてもPCが1台あればほとんどのプログラムは動かせます。
プログラミング言語の環境のセットアップはパソコンが少し触れる人であれば余裕です。
最初に基礎学習を学ぶ必要などありません。
まずは環境構築をしよう
まずは環境構築をしましょう。といっても簡単なプログラムを動かすだけであればやることは決して多くはありません。
ネット検索すれば簡単に始める方法を調べることができます。
MacOSのPCを使っていれば最初からPythonやRubyなどの言語を使うことができますし、他の言語に関してもインストーラーをダウンロードすれば無料で開始で始めることができます。
関連記事>>プログラミングの勉強の前に環境構築をしよう
関連記事>>プログラミングの始め方まとめ
いくつかプログラムを作ろう
まずは簡単なプログラムを作ってみましょう。
プログラムを作るといっても参考書に書いてある内容をそのまま書いたりネットで拾ったプログラムをコピペして動かすでもOKです。
お馴染みの「Hello World」でもOKです。
いきなり大きなプログラムを作ろうと思うと挫折します。
まずは1ファイルで動くものを探しましょう。
実際に動かしてみよう
作ったら実際に動かしてみましょう。
動かし方も参考書やネットで調べればすぐに見つかります。
いくつかプログラムを動かすと
「プログラムはこういうものか」
という点が見えてくると思います。
最初はとにかくいろいろなプログラムを書いて動かすという作業を繰り返してみましょう。
なかなかうまく動かない場合もあると思いますが、諦めずにネットや参考書をじっくり眺めて原因を考えることが大切です。
プログラミングを実践したら改めて基礎を見直そう
プログラムを動かしたら改めて基礎を見直してみましょう。
動かす前よりは読んだ内容が理解できると思います。
いまいち理解できないという方はもう少しいろいろなプログラムを作成してプログラムの動作イメージを固めて行きましょう。
改めて基礎を見直すことは大事です。
・無駄な処理が多いぐちゃぐちゃなプログラム
・意図がよくわからないプログラム
・性能を意識できていないプログラム
・セキュリティを意識できていないプログラム
趣味で作るならいいですが、こんなプログラムを作ってしまうとシステムは破綻します。
ちなみに私は基礎がスカスカだったので上記のようなプログラム結構作ってました(笑)
プログラムの楽しさを知ったら基礎を学んでプログラムを整えましょう。
まとめ
プログラミングスキルを向上させたいのであればまずは動かすことが大切です。
基礎学習をしていてもプログラムの動作イメージがなければなかなか理解が進まないと思います。
最初は簡単なプログラムでもいいので作って動かしましょう。
いくつかのプログラムを作るうちに動作イメージができてきます。
動作イメージができたら改めて基礎を見直してください。動かす前よりは理解が進むと思います。
関連記事>>プログラミングのスキルアップ方法まとめ
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