IT企業時代に年収アップのために私がやったこと~主に失敗談~
こんにちは、みやびのです。
IT業界に10年ほど勤めていました。
今回は、IT業界に勤めていた時に年収アップのために私が試行錯誤した結果を記していきます。
20代の頃はどうやったら年収が上がるかわからず様々な方法を試してきました。
目先の利益にとらわれて残業しまくったり、目的もなく勉強したり無駄なこともたくさんしました。
なので成功談を書きたいところですが、残念ながら失敗談ばかりです。(笑)
しかし、失敗したからこそ学べることも多くありました。
本記事では「失敗したことによって何を学んだのか?」についても書いています。
本記事の内容は以下の通り。
・IT企業時代に年収を増やすために試したこと
・年収を増やしたいなら実績とスキルアップに重点を置こう
IT企業時代に年収を増やすために試したこと
残業しまくる
「手っ取り早く収入を得る方法は残業だ」と思い込み残業ばかりしている時期がありました。
が、思い返してみると不必要な残業が多かったですね。
確かに一時的な利益は増えますが、不必要な残業ばかりしていると仕事の効率が下がっていきます。勉強できる時間や遊んでストレスを発散する時間も減ってしまうので長期的にみると損失のが大きいです。
なので将来の年収を増やしていきたいのであれば、残業は可能な限り減らし、スキルアップの時間を確保しましょう。
資格を取得する
簿記や情報処理試験の資格を取得しました。
が、目的もなく資格を取ったので資格自体はあまり役に立たなかったです。
勉強した内容は役に立ったので全く無駄ではありませんが。
資格を取る場合は、目的を明確にしましょう。
「この資格を勉強や取得することで何が得られるのか」ということを考えることが大事です。
本を読みまくる
ビジネス本や自己啓発系の本を月1冊程度は読んでいる時期もありました。が、やはり目的もなく読んでいたので全くの無駄ではないけど効果は薄かったですね。
本を読むことは大事です。
必ずしも目的を持って読む必要はありませんが、ビジネス本や自己啓発系の本に限っては読んだだけでは全く意味ないんですよね。
なので本を読んだら何か1つ実践してみましょう。
1つだけでよいです。
本を読むたびに1つずつ実践することを増やしていけばいずれ大きな変化になります。
転職する
30歳の時に初めて転職活動を始めました。
転職活動中に気づいたことは実績とスキルの重要さです。
実績やスキルは職務経歴書においても多くの枠を割いており、実績やスキルがどれだけ充実しているかで転職先が決まると言っても過言ではありません。
幸い私はプログラミングの実務経験に加えてQA(品質保証部)という特殊な経験があったので実績面はかなり充実していました。
結果、年齢の割に選択肢は多かったと思います。
最終的に社員5人くらいのベンチャー企業に転職しました。
年収はほぼ横ばいでしたが、転職の目的はスキルアップだったので、だいたい希望通りの転職ができましたね。そのベンチャー企業には約2年いましたが、前の会社の7年と同じくらい濃い経験を積むことができました。
20代~30代前半までの転職は自分の成長=スキルアップと実績を主眼に置くことがおすすめです。
30歳以降になると会社はなかなか新しいことはやらせてくれませんので、目先の利益を見てしまうとスキルアップや実績を積む機会を失います。
スキルや実績さえあれば年収アップのための選択肢を増えるので、目先の年収ばかり考えずにまずはスキルアップを目指しましょう。
実家に住む
意図的にやったのではなくたまたま職場が実家の近くだっただけです。しかし、家賃・光熱費・食費を大幅にカットできるので非常に有効な方法でした。
やはり会社員で一人暮らしとなると固定費がめっちゃかかるんですよね。固定費が多いと貯金や自己投資に回せる額が大幅に減ります。
一方、実家であれば家にお金を入れていたとしても月10万くらい貯金が可能ですし、自己投資のお金に困ることもありません。
「一人暮らしがしたい」とか「会社が家からめっちゃ遠い」という人でなければ実家から通うのがおすすめです。
私は別に一人暮らししたいとは思わなかったですし、何よりいずれ起業したいと思っていたのでお金をためることに専念しました。
お金は参考書とかビジネス本とかゲームくらいにしか使わなかったのでめっちゃ余ってましたね。
職場の近くに住む
これも意図的ではなくたまたま家の近くに勤め先があっただけです。歩いて行ける距離だったので電車に乗ることもありませんでした。
職場が近いことの最大のメリットは移動時間が少なくなるので遊ぶ時間や勉強できる時間が増えることです。残業で遅くなっても終電を気にする必要もないですし。
満員電車で疲労することがないのもよいですね。
ベンチャー企業時代は通勤時間が往復2時間でした。満員電車に乗ってみましたが、なかなかきついですね。何より通勤で2時間使ってしまうのはでかいと思いました。
帰りも20:00とか21:00なので勉強できる時間もかなり減ります。
という訳で多少家賃が高くなっても会社の近くに住むのがおすすめです。
年収を増やしたいなら実績とスキルアップに重点を置こう
試行錯誤の結果私が学んだことはやはり「目先の年収よりも実績を積んだりスキルを身につけたりすることに重点を置く」ということです。
20代のうちに努力しておけば30代以降かなり楽になります。
スキルアップのための時間を確保する
いかにスキルアップの時間を作るかが大事です。
できる限り会社の近くに住んで通勤時間は減らした方がいいですし、残業も可能な限り減らしましょう。引っ越すのが難しければリモートワークができる会社を探す方法もあります。
私は年収を増やすためについつい無駄な残業をしていましたが、勉強時間が減ってしまうので全くの非効率でした。
スキルアップのためのお金を確保する
スキルアップのお金を月5,000~20,000円くらい確保しましょう。
目的もなく貯金をするくらいならガンガン自己投資に使った方がよいです。
もちろん貯金0だと問題ですが、目的もなく何百万とか貯金するくらいならもう少し自己投資に回すべきですね。
私の場合一応「起業のため」という名目で貯金はしていましたが、必ずしも何百万もなければ起業ができないわけではないので無計画だったなと思います。
「貯金どころか自己投資もできないぎりぎりの生活だよ」という方は転職や副業を考えた方がよいです。貯金も自己投資もできない状態を続けたら30代以降かなり苦しくなります。
勉強するだけでなく実践する
せっかく勉強した知識も使わなければいずれ忘れてしまいます。忘れてしまえばせっかく勉強したことも全て無駄です。
よほど記憶力がよくなければノウハウコレクターにすらなれません。
なので勉強したら1つでもいいので即実践しましょう。
私も20代の頃は勉強するだけで実践はほとんどしませんでした。
完全に無駄になった訳ではありませんが、独立した後に改めて学び直さなければならないものも多かったです。
勉強することは大事ですが、同時に実践もするようにしましょう。
仕事に慣れたら新しいことを始めよう
1つのプロジェクトはだいたい2~3年くらいで一回りします。
なので同じ現場に4年以上いると学べることがかなり少ないです。
今の仕事に慣れてきたら新しいことを始めた方がです。
例えば以下のような方法を試してみましょう。
・新しい分野の勉強を始める
・転職をする
・異動を狙う
・副業を始める
・作業改善を考える
新しいことと言っても必ずしも今までと全く違うことをする必要はありません。
「作業内容を見直して残業を減らす」、「新しい仕事のやり方を提案してみる」など今の仕事のやり方を少し変えるだけでもOKです。
本業ばかりに目が行くかもしれませんが、作業改善など本業以外の活動も立派な実績です。
むしろそういった自主的にやったことにこそ価値があるので、新しいことにはどんどん取り組んでいきましょう。
終わりに
10年かけて年収を上げるためにいろいろ試してきましたが、やはりスキルアップや実績に重点を置くことが大事だと感じました。
残業をすれば短期的に稼げるかもしれませんが、勉強の時間や遊ぶ時間が減ってしまうので長期的に見れば損失が大きいです。
スキルや実績がない人間が生き残るのは難しい時代になってきました。
20代のうちから将来を見据えてしっかりとスキルを磨いて実践を残しておきましょう。
プログラミングの始め方ノウハウをnoteにまとめました。
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