7つの贈り物
先日、図書館でDVDを借りてきました。
<以下ネタバレ注意!>
いつものごとく、ネタバレOK!な私は観る前にあらすじチェック!(笑)
あらすじを読んでの第一印象は、
「うわ~!暗そう!」
でした。
だって、この贈り物って自分の肺とか心臓とかを人にあげるっていうことなんですよ。
当たり前だけど、そんなことすると死んでしまうじゃないですか!
自分の不注意で起こした交通事故で7人の人間が亡くなる。
その償いのために、自分が<いい人>だと認めた人に自分の体の一部や自分の豪邸などをプレゼントする。
普通に考えて、ありえない!・・・という感じ。
イメージとして浮かんだのは、オスカーワイルドの「幸福な王子」
王子の銅像が、自分の身体についている宝石などを貧しい人たちにプレゼントするっていう話。
(「幸福な王子」は深く考察すると、まあいろんな解釈が出来るんだけど、今回は簡単に<自己犠牲>の物語。っていう意味で捉えてます。)
自分の罪を償うために自分の命を犠牲にする。
それって、素晴らしいことなのでしょうか?
この映画は一体何を訴えようとしているのか。
感動?愛??
宗教的に考えないと理解出来ないのかな?
何だか素直に感動出来なかったというか・・・。
ごちゃごちゃ考えずに素直に、主人公の行為を素晴らしいことだと思えばいいのでしょうか。
最後にひとつ。
主人公の自殺の方法について・・・。
風呂にハコクラゲ(猛毒らしい)を入れて死ぬんだけど、本当にそういう事で死ねるんでしょうか?
実は、この映画を観て私が一番気になったのがそこなんですよね~。
確かに猛毒のクラゲで亡くなる場合もあるのだから死ぬことが出来るのだろうし、たぶん臓器も傷まないのだろうとは思うんですけど・・・う~~~ん。。。その場面を観て、いろいろと考え込んでるうちに映画が終わってしまったっていう感じだったのです。
・・・そこ、考え込むような所じゃないって?
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