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映画えんとつ町のプペルを観に行ったアラサーの双子

今日も読んでいただき、ありがとうございます。


2020年12月25日。クリスマスの夜。

カップルに紛れてアラサーの男二人組が映画館へ入館した。

紛れもない、僕と双子の弟である。

短身な彼らはキャラメル味と北海道醤油バター味がハーフ&ハーフで入ったポップコーンバケツと、オレンジジュースを各自持って席へついた。

周りは男女ワンペアのカップルだらけ。そんなことも気にしない様子の双子は、映画の予告映像を眺めながら今か今かとその時を待つ。ポップコーンを口に含むペースは早くなる一方だ。

オレンジジュースの量が半分を切った頃、館内が暗転し、幕が左右へ開ける。「吉本工業」の文字が浮かび上がる。

そしてついに、大画面の中に壮大な物語が映し出されたーー。



僕はぬるま湯に浸かる程度にキングコング西野を愛している男です。

彼の創造的な発想と、鋭い思考と、柔和な物事への視線に感銘を受けて本やYouTubeを眺めては刺激を受けています。

それは彼の発言が目新しく新鮮だから、ではなくて、多くの共感をもたらしているから。


小説作家という大きな夢へ挑戦している僕にとっては、キングコング西野はまさに指針を教えてくれる北極星であり、同志。

彼を知れば知るほど共鳴するかのようにその思考や生き方に感銘し、感動し、原動力へ変えていけます。

ただそれくらいの、一人のファンなのですが。


今回、映画えんとつ町のプペルを公開初日に観に行ったのは弟の言葉がきっかけでした。

きっかけと言っても周りくどいストーリーがあったわけではなく、ただ単に「プペルを観にいこう」と言われたからに過ぎません。

僕は映画はゆっくり観たい派なので、わざと公開日から日を置いて観にいきます。その方がお客さんが少ないので、周りを気にせず映画を楽しむことができるからです。

プペルはキングコング西野さんの賛否両論な認知度もあって、公開初日にいくのはリスクがあると思っていました(リスクなんて大袈裟に言っていますが、1800円も出して人に揉まれて映画を観るなんて僕にとってデメリットでしかないのです)。

なので今回も、いつものように日を置いて観に行こうと思っていたのですが、よくよく考えれば公開してすぐに観に行かなければ映画の興行収入やら何やらかんやらで西野さんにメリットがないじゃないかと、今回は彼への貢献を込めて弟の誘いに乗りました。


で、公開初日に観ての感想ですが。


初日に観れてよかったああぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!!


でした。

号泣も号泣、上映中にポケットに手を回してハンカチを忘れたことに気がつき後悔するほど泣いてしまいました。


デカイことを言うと潰される世の中。

夢を語ると笑われる世の中。

そんな地獄に立ち向かうひとりの少年の姿は、キングコング西野さんでありながら、僕自身とも重なっていました。


「お前が小説家かよw」

この言葉は、僕が高校生だった頃に担任の教師から言われた言葉です。

悔しくて悲しくて、その教師に面と向かって自分の意思を伝えたことをよく覚えています。

夢を人に笑われる気持ちは痛いほど分かるし、その道のりの険しさも痛感している人生ですが、それでも夢を追うことをやめなかったのは、その人生が僕にとって光り輝いていたからです。


「他の誰もみていなくてもいい。黒い煙のその先に、お前が光を信じたのなら、行動しろ。思いしれ。常識に屈するな。信じ抜くんだ、たとえ一人になっても」


えんとつ町のプペルに登場する、プペルの父ブルーノのセリフです。

本当にその通りです。

誰かに潰されようと、誰かに否定されようと、誰も見ていなくても、自分自身が光を信じたのなら行動すればいい。突き進めばいい。信じ抜けばいい。思い知ればいい。ひとりになろうが、その人生こそが素晴らしいと言い切ればいいだけのこと。


そうしたら、一緒に遠くに行ってくれる仲間がいつの間にかできています。

意思を貫けば、きっと誰かが信じてくれる。最後にはそんな自分を愛してくれる。

一瞬の孤独に惑わされずに、信じて突き進んで欲しい。


僕と弟は映画館で号泣しながら、二人でそんな気持ちを噛み締めました。


今日も読んでいただき、ありがとうございました!


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