見出し画像

タミヤ最新作、KV-1を作る!

タミヤのMM(AFVのシリーズ)最新作、ソビエト重戦車KV-1!実車は45tという重量級戦車です。早速組み立てしてみたので記事にしました。

※キットの詳細は箱を開けてからのお楽しみにしたい!という方には今日の記事はオススメできないかもしれません。逆に購入前でキットを少し覗いてみたい!という方はぜひご覧ください!

画像1

ランナーからもすでにこの車両の巨大さが伝わりますね。

画像2

履帯は部分連結式。上部にあたる部分には、自然なたるみも再現されています。ランナー部分もこのたるみに合わせてなみなみになってますね。

画像3

画像4

砲塔部分のランナーです。鋳造表現がすごくリアルで驚きました。実車もこういう感じかーと、ランナーから学べます。

画像5

タミヤのフィギュアは3D技術を駆使した素晴らしい造形。今回のフィギュアも期待値、大です。

というわけで早速組み立て開始!約1時間で…

画像6

ここまできます。設計や分割がすごく精密で、あまり何も考えなくてもここまできます。

各所の鋳造表現や溶接痕が、すごくすごくよく出来ています。見えないような断面部分も…

画像7

これは車体側面の下面。他にも…

画像8

正面の装甲板の側面はぐるりと溶接痕がモールドされています。芸コマ!

※溶接痕なのか鋼板の断面のモールドなのかは詳しく知らないのですが…。とりあえず一律、溶接痕ということで書いています。

今回のちょっと驚いた箇所のひとつに、フェンダー上の雑具箱がありました。開閉選択式で製作が可能になっています。

画像9

まあそこまでは他のメーカーでもいろいろあると思いますが、この箱の側面部分のパーツが2種類用意されています。

画像10

開バージョンと閉バージョンと、この側面板を選択できる親切設計!嬉しい配慮ですね。

前述の履帯ですが、治具などが特に用意されているわけではありませんが、カンタンに組み立て可能でした。説明書通りに組み立てると長さもキッチリ決まり、なんか自分が模型上手くなったような気になります笑。

画像11

今回はC組みにして製作しました。別で塗装するも良し、組み立てて一緒に塗るもよし。

画像12

画像13

砲塔も隙間なくピッタリ設計でした。側面の丸い部分、ピストルポートなのですが、まさにピストルポートの形をしたパーツになっています。エナメル線などを使い、開いている状態での製作も可能です。
ハッチ裏にもモールドがしっかり。ここだけ押し出しピンの痕が目立つので処理しておくといいかもしれません。

画像14

期待通りの素晴らしいフィギュアです。右手の裏には砲塔上部モールドと合うように穴が空いており、位置決めも正確にできるよう設計されています。服のシワも解像度バツグンです!

…で!いきなりですが完成!

画像15

画像16

素組みなのに、もうカッコいい!これで塗装してウェザリングしたら、めちゃくちゃいい模型が完成しそうなキットです。

画像17

エンジンデッキ部分も、エッチングパーツ未使用ながらこのクオリティ。ボルトのモールドもシャープで、ピンウォッシュ映えしそうな造形ですよねー!

画像18

車体後部もすごく繊細なパーツ群。薄々加工しなくてもすでにシャープな感じ、伝わりますか?

画像19

もちろん牽引ロープも付属していますが、個人的な好みで紐部分だけモデルカステンのステンレスワイヤーに交換しています。

以上、カンタンにではありましたが、KV-1の組み立てた感想を書かせて頂きました。今日夕方から組み立てを開始し、実質5時間くらいで形になったと思います。

・適度な分割によりパーツ数が抑えられている
・鋳造表現や溶接痕のテクスチャーがしっかり各部分に刻まれている
・雑具箱やピストルポートなど、ちょっとした改造への配慮がされた設計
・全体にシャープに構成されたパーツ群

このあたりに注目して、ぜひこのキットに触れてもらえればと思います。実際に触ってみると、感動ポイントがたくさんあり楽しく模型製作できると思います。
「AFVのプラモデルはあまりやったことないです」という方にも、全力でオススメできるキットでした!

また塗装もして記事にできるといいなぁ、と思っています。今日も最後までご覧頂き、ありがとうございました!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?