見出し画像

肩甲下筋について

肩甲下筋は前回の記事にもある回旋筋腱板の一つです!
肩関節の安定性に関与しますのでしっかりチェックしましょう〜✌️

肩甲下窩(肩甲骨肋骨面)→上腕骨小結節に付着
肩甲下神経 C5~7  肩関節内旋作用があります。(運動学より)

画像1

上腕骨の内旋・外旋運動は体感から起こる筋と肩甲骨から起こる筋で
バランスをとりながら作動しています。
ネコ背姿勢の方を加療する際は内旋筋群の方が筋肉量が多い為、肩甲骨と体幹の位置から筋がどのような収縮しているかイメージできるといいです!
✅似た作用の筋 大円筋・広背筋
✅対比作用の筋 棘下筋・小円筋

各種テスト(筋力評価)
・リフトオフテスト(lift off test)
・ベリープレステスト(belly press test)

リフトオフテスト
 肩関節伸展内旋で手背を背部にあて、後方に手が持ち上がらなければ陽性

画像2


💡ポイント
この際に持ち上がっても肩甲骨が過度に前傾する代償があることも!
小胸筋・肩甲挙筋・前鋸筋上部線維の代償の可能性があるので、その際は肩甲骨固定すると良いです。


ベリープレステスト
 手掌を腹部に当て圧迫し肘の位置に変化があれば陽性

画像3

💡ポイント
上にも書いた内旋外旋の筋バランスが崩れる為、肩が伸展位になり外旋方向へ移動します。注意点は大胸筋の代償も確認することです!


肩の伸展内旋ができない方はベリープレステスト
肩伸展動作ができる方はリフトオフの使い分けがいいかもしれません☝️


もっと良いもの知っている方、
たまたま読んでくれた方も教えて頂けたら嬉しいです🤗

SEE YA:)




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?