肩甲下インピンジメントについて
肩甲下滑液包は靱帯最大の滑液包と言われていて肩峰下に広く存在します。
イメージより広くないですか?
三角筋や烏口突起の下まで面で広がっています。
肩関節外転時に棘上筋が骨頭を関節窩に引きつけ、三角筋が上腕骨を引き上げます。その際に生じる摩擦刺激を軽減する役割として滑液包が存在します。
しかし何らかの原因により滑走状態が崩れると痛みが生じ始め変性や断裂につながります。
肩峰下滑液包には疼痛感知の自由神経終末が密に分布している為、疼痛が現れやすいです。
各種テスト法
・ペインフルアークサイン(painful arc sign)
・ニアーのインピンジメントテスト(Neer test)
・ホーキンスのインピンジメントテスト(hawkins)
ペインフルアークテスト
ー前腕回内位で外転運動を行い
60度〜120度の一定範囲内でのみ
疼痛出現
外転時の大結節が外旋方向か内旋方向かによってもインピンジの部位が変わります
ニアーテスト
ー肩甲骨を固定し、患者様の上肢を他
動外転させる
疼痛・クリックサインを認めたら陽性
ホーキンステスト
ー肘関節90度・肩関節肩甲面90度外転位で内旋を加える。
疼痛・クリックサインを認めたら陽性
各テストで肩峰下なのか、烏口突起下なのかを
大結節の位置・骨頭の位置・肩甲骨の位置をイメージしながら確認していきましょう!
もっと良いもの知っている方、
たまたま読んでくれた方も教えて頂けたら嬉しいです🤗
SEE YA:)