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ボートレースのオッズ分類

ボートレースは6艇しかいないこと、1号艇が強いことを考えると、「オッズの特徴」がレースごとに詳しく分類できる。今回は、その分類を一つ一つ詳しく記述する。

①イン1強パターン

想定:イン頭以外のオッズがすべて万舟

1号艇がA1+その他5艇がオールB級で、特に1号艇とそれ以外の実力差が激しい際に出現。この場合は1-2から順に1-3、1-4…と売れていくことが多い。また、外枠に1点台の新人が配置されることも多く、その場合は⑤イン1強+1弱パターンにも分類される。

例:津の「5ールドレース」、芦屋の「サンライズV戦」

②イン1強+1パターン

想定:インから売れ、2、3着は特定の1艇がヒモ人気

1号艇がA1、2号艇がA2のレース等で出現。この場合は「1-2-9、1-9-2」が売れるため、ヒモ人気の艇が飛んだり、インが敗れたりすると高配当になる。

例:びわこの「ゴゴイチびわこ」

③イン1強+2パターン

想定:インから売れ、2,3着は特定の2艇がヒモ人気

1号艇がA1、その他2艇がA級のレース等で出現。丸亀の「ガチ勝゛ち8」などは「1-2=4」が非常に売れる傾向にあり、基本はインが逃げて2着もヒモ人気の2艇のどちらかで決まることが多い。

例:丸亀の「ガチ勝゛ち8」、児島の「昼とくクラリス戦」

④イン1強+3パターン

想定:インから3艇の固まりで売れる

逆に言えば「イン1強+2弱パターン」とも表現できる。例えば5号艇、6号艇に新人がいる際などは、「1-234-234」が特に売れるレースとなる。女子戦での出現が多い。

⑤イン1強+1弱パターン

想定:インから特定の1艇のみ売れていない

①イン1強パターンでも触れたが、6号艇に1点台の新人がいる際などは、「1-6=9」が極端にオッズが高くなり、それ以外の「1-2345-2345」が1桁~20倍、30倍の範囲で推移する。

⑥イン1強+2着混戦パターン

想定:インからのオッズが10倍~60倍

G2以上の優勝戦で多い。1-6でも50倍~70倍しかつかない反面、1-2や1-3でも10倍~20倍と勝負になるオッズがつくことがある。

⑦イン弱1強+1パターン

想定:インも売れるがある1艇の頭もそこそこ売れる

インが人気であることには変わりないが、1強の時よりもインの信頼度が落ち、外のもう1艇も売れるパターン。想定としては、相手が2号艇とすると2-1が10倍代後半~30倍台のオッズを付けているとき。

⑧イン弱1強+2パターン

想定:インも売れるがある2艇との絡みのBOXも売れる

⑦同様、インの信頼度がやや落ち、それ以外の2艇の頭や、3艇のBOXで売れるパターン。③で触れた「ガチ勝゛ち8」のインが比較的弱い時などはこのパターンになりやすい。想定としては人気3艇のBOXが10倍~30倍台程度。

⑨2強パターン

想定:特定の2艇の折り返しが売れる

インに限らず、特定の2艇の折り返しオッズがほとんど変わらなくなってくるパターン。「1=2-9」がすべて10倍台~20倍台となる。

⑩3強パターン

想定:特定の3艇のBOXが売れる

あまり起きないが、インの3艇とアウトの3艇の実力差が大きく、またインの3艇の実力が拮抗している場合に出現する。イン3艇のBOXが1桁~20倍台となる。

⑪大混戦パターン

想定:1番人気が10倍代後半~、アウトの頭も売れる

江戸川や前付けレースで頻出する。人気の軸がおらず、5号艇・6号艇の頭でも1000倍以上の配当が表れない。オッズレンジとしては20倍~200倍のどこかで決まることが多い。

⑫アウト1艇人気パターン


想定:1号艇以外の1艇が人気となる

アウトにまくり確定の選手がいたり、峰クラスの抜けた選手がいる場合に出現。その選手の頭のオッズから万舟がなくなり、20倍台〜80倍台で推移する。また、まくる選手の場合は1つ内側の選手絡みのオッズが極端に高くなる。

この他にも、細かく分類すれば「2強+1」「2強+2」「5強+1弱」なども出現する。それぞれのパターンでの狙い目舟券は、また今度の記事で。

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