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何者でもないけれど

言葉を紡ぐことに昔から苦手意識があった。
特に自分のことに関して。
それでも自らの言葉でアウトプットをしなければ、
流れる情報に、他人に、劣等感に
飲み込まれてしまいそうで怖くなる。
時代に追いつきたくて、いつの間にか、
書くに至る。

ついさっき、
たまたま見かけたnote記事にて、
末吉宏臣さんという方が書いた
本『発信する勇気』をお勧めしていた。
そこから吸い込まれるように電子本を購入し読了。

普段から涙もろいタイプだが、
それにしても涙が止まらない。
そういえば、
子ども時代から本は好きだったが、
感想を書けと言われると
恐ろしく他人行儀だったなとか、
一行日記は夏休み最終日に
感情を絞り出してたなとか、
授業中自分から手を挙げられない瞬間が
何度もあったなとか、
この人生、思い当たる節が幾つもある。

そこに果たして私の魂は
宿っていたのだろうか

場所を選んで、周りの反応を気にして、
ポジティブな情報だけ
面白可笑しいことがひらめいた時だけ
反応してもらえる自信がある時だけ
そんな決まりごとで自分を縛り付けてた。

もちろんいつの日か気にしなきゃいけないことなのかもしれないけど、そんなタイミングではない。
余計な心配で「全部やめちゃお」と。
傷つくのが怖かったんだね。

でも、考えてみたら、相手の受け取り方なんてコントロール不能だし、反応するかも分からないし、結局個々のフィルターを通すから、100%で本音なんか伝わらない。

人を故意に傷つけていなければ、
決して悪いことはない。
余計なことは言わない!がモットーで生きてきたけど、自分を構成する感覚まで押さえつけて、自分の影響が及ぶ範囲を、自分で狭めていた。

自分を否定し続けていたのは、自分だった。

30歳という節目のせいか、
現実にぶち当たり、思い知らされる。
あー、長い言い訳だったな。

おつかれさま、もう悩まなくていいんだよ。
そのままの自分で行動して、
好いてくれる人を大切にすればいい。
今度は一番の味方でいよう。
自分が好きでいられる自分になろう。

まずは自分語りでいいや、楽しもう。
適度に力をぬいて。

記事を見つけ本を手にした、
ここに書き記そうと思い立った
今の私にありがとう。

生きるのがラクになる考え方|末吉宏臣 /『発信する勇気』著者 (note.com)

本日の個人的衝撃の出会いです。
自己啓発本は世に多くありますが、じんわり心を癒して優しく寄り添ってくれる、そのような記事ばかりで読みやすいです。良かったらぜひ。

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