多感な時代、いつも隣に「ZARD」がいた。

今日はADHDとか全然関係ないテーマで、

「一番好きなアーティストは、相変わらずZARDだ」という話。


去年の年末に関係者一同でカラオケに行った時、

各々の青春時代、好きだった曲を歌う

的なノリになって、みんなBOØWYとかで盛り上がるのだが、

「古川はどんなのが好きだったのか?」と聞かれて

「ZARDばっかり聴いてた」とは、なんとなく言い出せなかったわけだ。


とはいえ、実のところ10代後半以降、ウォークマン(カセットやらCDやらMDやら)で聴いていたのはいつもZARDだったし、なんなら今だってiPhoneにハイレゾ音源で全曲入っていて、シャッフル再生すると高確率でZARDが再生されるのだ。

ヒトカラで気兼ねなくZARDだけを歌い倒してみたい、という願望もある。


ZARDの曲はイントロ聴いただけで、その曲をリアルタイムで聴いていた頃の思い出が即座にフラッシュバックするし、

その日の状態や気分で

「今日聴きたいZARDはこの曲」

というこだわりもある。


いいオッサンがいい年して、ZARDばっかり聴いててキモいことこの上ないのだが、好きなのだから仕方ない。


だいたい、人はみな、多感な頃に聴いた曲に何らかの思い入れがあると思うのだ。

試合の前にいつも聴いていた、とか、「この曲を聴くと、あの子と付き合ってた頃のことを思い出す」とか。


ただ、ZARDの場合、30年も聴いていると、「過去に対する執着」というのではなく、現在進行形で好き、というか、

ちょっと大袈裟に言うと、

もはや自分自身の一部になってしまっている

というふうに思うのだ。


特に歌詞。

My Baby Grand 〜ぬくもりが欲しくて〜

という曲があるのだが、その歌詞は強烈に切なくて、

過去俺にも辛い時期があった頃、この曲を聴いていたら何だか坂井泉水に「共感」してもらえたような、生きる気力をもらえたような、そんな感じがしたのだ。

それこそ俺みたいなオッサンが言うとキモいのだが。


6/27〜28は全国の映画館で、ZARDの2004年ライブ(ZARDの最初で最後の全国ツアー!)のフルHD映像が上映されたそうのだが、残念ながら当日、諸事情により行くことが出来ず、

しかし一部の映画館では7/5まで上映しているところもある、ということなので、

今は仕事もないことだし、神戸か金沢あたりの映画館まで、マイル使って日帰りで行ってみようかと考えている。

不要不急の遠出は控えなければならないのだろうが、今回はどうか大目に見てほしい。


ところで余談だが、AirPods Proのファームウェアを「2D27」に更新したところ、iPhoneの音質が明確に向上した。

正直驚いた。

いつものようにZARDを再生したら、なんというか

「坂井泉水が歌っている!」

と思ったのだ。Bluetoothイヤホンのファームウェアって重要なのだな。


さて、映画館の上映時間と、飛行機の空席を確認してみるとするか。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?