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パンドラの箱を開けるとき

Jリーグ100年構想をご存じだろうか。
Jリーグが提唱・推進する地域におけるサッカーを核とした
スポーツ文化を確立する計画のことだそうだ。

どこで読んだのか、聞いたのかは覚えていない。
Jリーグ100年構想についてこんな話を聞いたことがある。

親、子、孫の三世代が生まれた時からプロのリーグがあること。
指導者、選手、サポーターの全てが生まれた時からプロのリーグがある状態。
それから文化となり、そこがスタートライン。
だからこその100年構想。

私はこのことを知った時とても複雑な気持ちになった。

来年、2025年は戦後80年だ。
私たちは、一つの文化を忘れかけている。
資本主義でも、民主主義でもない。
日本独自の社会システムがあったはずだ。
敗戦時、パンドラの箱にそれをしまった人たちがたくさんいただろう。
私の父のように。
私はそのかけらを持っているようだ。
そのかけらを持っている私からすると
日本はもうダメかもしれないと思う。

だが、今頑張っている若い人たちを見ていて諦めてはいけないと考えを改めた。
パンドラの箱を開けること。
私にも影響がある。
でも、私の持っているかけらを次世代に繋げたらと思う。

日本が強かった理由は、日本人がそれぞれ自立していたからだ。
今日本を支えているのは、そういう人たちだ。
日本を終わらせない。


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