モルトの香水についておはなし
今週もやってまいりました、特集のお時間です。毎回何を書こうか悩みますが酒屋ブログとしては売れ筋商品についてもしっかりお話しさせて頂こうと思っています。
カカオジン完売💮
先週ご案内したカカオジン、大変ありがたいことに即日完売。準備に関わったみんなが固唾を吞みながらその日を迎えることになりました。オーダーのメールが入る度に『やった!オーダー頂いた!』なんて話したりしていました。本当に有難うございます。当日のうちに100本完売。次の日に追加で少しストックから出してまた完売。そして嬉しいことにアレンジレシピをメンションしてくださる方も。涙が出てきますね。ちょちょぎれます。
次もPB(プライベートボトル)企画をお知らせできる日が来るまで楽しみに待っていてくださいね。
実は、うちには売れ筋商品が他にもあるんです。まだオープンして間もないECサイトなのに、必ず売り切れてしまう商品が。今日はその商品を紹介いたします。
モルトの香水、スプリングバンク
そうなんです、必ず売り切れるんです。スプリングバンクが。え?スプリングバンク?何それ??って方、ご安心を。これからお伝えしていきますね。そしてうちのサイトで見つけたら絶対買っておいた方が良いです。なんなら他のサイトで見つけても買っておいて損はございません。その理由も後ほど。
「スプリングバンク」は、スコットランドの南西に位置するキャンベルタウンという場所にある、スプリングバンク蒸溜所で造られているシングルモルトウイスキー。「モルトの香水」と称されるほど、エレガントで芳醇な香りが素晴らしいと評判です。
↑左下にある紺色の箇所がキャンベルタウン。スコッチウイスキーのカテゴリのなかで他がエリアか島で括られているのですがキャンベルタウンだけ、そうタウン。地方ではなく都市の名前で分けられています。(ハイランド、ローランド、スペイサイド、アイラ、アイランズそしてキャンベルタウンとエリア分けされて呼ばれているんです。)
キャンベルタウンは漁業や造船業で栄えた街で、ウイスキー製造も主要な事業のひとつでした。1900年代前半はアメリカ大陸へ向かうキャンベルタウンには約400年以上も前から蒸溜文化があり、かつて30以上の蒸溜所が存在。しかし…今はたった3つ。もう既にこの時点で貴重です。絶対なくならないでね、キャンベルタウンモルト。
そのなかのひとつ「ヘーゼルバーン蒸溜所」は、ニッカウヰスキーの創立者として知られる竹鶴 政孝氏がウイスキー造りの修行をした蒸溜所としても有名なんですよ。マッサンが修行したのはキャンベルタウン。
こちらがフラッグシップのスプリングバンク10年。創業1828年のスプリングバンク蒸留所は、「キャンベルタウンモルト」を語る上で外せない存在。
製法には伝統のフロアモルティングを採用し、自家製麦の麦芽を100%使用するというこだわりがあります。
フロアモルティングとは、ウイスキー造りの重要な工程である「モルティング」における手法のひとつ。大麦を発芽させる工程をモルティング(製麦)と呼びます。「フロアモルティング」とは、文字どおりモルティングを「フロア(床)」で行うこと。
スプリングバンクは「モルトの香水」と讃えられるほどの素晴らしい香りが特徴。甘味と塩味、スモーキーフレーバーが絶妙に絡み合い、どこか柑橘系を思わせるフルーティーな仕上がりは、女性的で美しいです。フロアモルティングにより土地柄が表現された逸品。
スプリングバンク蒸溜所は大西洋側に位置し、海岸線が入り組んでいるため霧が多いのが特徴。スプリングバンク特有の潮辛さは霧が影響しており、霧に含まれる潮気がウイスキーの味に大きな影響を与えているようです。
こちらはスプリングバンクの25年。年に1度のリリース。世界で1200本。日本に120本のみ入荷され、うちでも限定入荷しました!!!!が、すぐに売り切れます。秒でなくなります。リーズナブルな商品ではないのですが、死ぬ前に飲むべき1本にはいるとは思います。
トフィーキャンディやベリージャムのような甘いアロマと、淡いピート香が特徴。口に含むとフルーティーな甘さと酸味、オレンジピールの苦みが複雑に重なり合います。タバコ葉の芳醇な香りがフィニッシュにきて、アーシーなスモーク感の余韻に浸れる1本です。
素晴らしいモルトは沢山あります。自分の好きなお酒がある、それだけで人生は少し豊かになります。時間をかけてじっくり探してみませんか?
私たちは様々なウイスキーやアンティークグッズやバーツール、お酒も扱っておりますので是非こちらもご覧になってみてください!
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次回もお楽しみに。
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