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1章:なぜぼく達はお金持ちではないのか

序文で述べたように、このアカウントの目的は「障害者が稼ぐプランを探す」事だ。
問題の解決にはすべからく問題文の理解が必須とされる。それが章題たる「なぜぼく達はお金持ちではないのか」だ。今回は皆さんと一緒にこれを展開してみたい。
お金持ちとは読んで字のごとく、お金(資産価値のあるもの)を沢山持っている人の事だ。
手持ちのお金を増やすには収入を増やすか支出を減らす二択があるが、そもそも絶対量を増やさないと節約で浮く金額も減ってしまうので、今回は収入を増やす方向で考えてみよう。
お金を稼ぐ手段は多種多様だが、今回は手段を問わず、お金を稼ぐという最も抽象的な所から出発してみたい。
美味しい料理を提供すれば原材料費を遥かに上回るお金が貰えるし、楽しいゲームを作ればじゃぶじゃぶ課金して貰える。メルカリで使わない遊戯王カードを売ればお金が入ってくるし、銀行にお金を預ければ豆粒みたいな利子がついてくる。
一言で纏めてしまえば、おおよそ一般的には『価値を提供』すればお金が稼げると言えるだろう。
お金がたくさん貰えるモノやヒトはそれだけ多くの価値を提供しているという事だ。
逆に言えば、お金が貰えないモノやヒトは価値を提供していないという事になる。
ここにぼく達がお金持ちでない理由の一端が明らかになった。
つまり、ぼく達は価値を提供していないからお金持ちになれない。
どうやらぼくが散々頭を悩ませていた問題は、たったこれだけの話だったようだ。
重要なのは、上の太字で示した部分に「障害」という文字が入っていない点だ。ここはしっかりと意識していきたいし、皆さんにも意識して頂きたい。
障害と貧しさに直接の因果関係はないのだ。
障害者だから……と諦める根拠は何処にもない。立ち上がれば、その時点からぼく達の未来は変わっていく。
さて問題点がはっきりと浮かび上がってきた辺りで、次回は「障害者はどうやって、どのような価値を、誰に提供するか?」を一緒に考えていきたい。

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