C-003_『ナイトライダー』

英題は『ブラック・ライトニング』だとか。ならば、最初からそのタイトルにすればいいじゃないか…と思うのは私だけかな?
 
空飛ぶクラシックカーがロシア・モスクワの街を空を駆け抜ける痛快アクション映画『ナイトライダー』!
…ちなみにコチラは『NIGHT RIDER』で、デビッド・ハッセルホフのテレビシリーズは『KNIGHT RIDER』。
DVDのパッケージのように、車の屋根に乗って空を飛ぶことはありませんし、車の先端が赤く光ることもありません…(もちろん、K.I.T.T.も搭載されてはいません)。
パッケージにはウソが混じってます…。

amazonに掲載のあらすじによると、
【ストーリー】
ディマは、ちょっとサエない大学生。正義感は強いが、女子にはモテない。
新入生のナスティヤに一目ぼれするが恋心を抑えるしかない。
迎えた誕生日の朝、ディマは両親からボロボロの中古車をプレゼントされ落胆するが、やがてその特殊機能を知る。
この車は空を飛べるのだった。
それからディマの人生は激変する。
陸から空まで、自由自在に動き回れるパワーとスピードを手に入れたディマ。 しかし、ナノ鉱石<飛行石>を搭載した奇跡の車を狙う最悪の敵が待ち受けていた…。

 
……うん。まぁ、大体はそんなストーリーかな?
鑑賞後のイメージをザックリと書くと、
『ロシアを舞台にして、『アイアンマン(2008年 米)』をベースに『スパイダーマン(2002年 米)』を作ったら「こうなった!」…というような映画。
近年のハリウッド映画への愛に溢れてると思えば、結構楽しめる映画です。(そう受け止めておかないと、父親が……のシーンとか、最後の敵の倒し方とか、あまりにも『そのまんま』です)

言うほどの数もありませんでしたが(じぶんが意識してないだけかな?)、表現の端々に「あ~、『ロシア映画』の表現だよね~」てなのも ちらほら見えました。ハリウッドなら肩ナメの1シーンで見せるところを、この映画では交互交互に見せたり…とか。それはそれで楽しい。
 
これを機に、もう少しロシア映画を観てみようかな?

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