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宮近担によるコンビカラーパレット2022 Vol.2

バレンタインnoteとして書き初めたのに、バレンタインデーに収まり切らなかった本note。ここまで来たら書きたいこと全部書ききってやろうと開き直った本日は第2弾です。前置きはほどほどに、早速本題に移ります。

『宮近担によるコンビカラーパレット2022 Vol.2』(ft.枕草子)

(※本人曰く‟ft.枕草子”がミソらしい。清少納言ごっこ、今しばらくお付き合いください。)


ちゃかしず / Chaka-Shizu 
【1st:Spring 2nd:Winter】


「春はちゃかしず、チョコレートみたく甘さとほろ苦さの混ざり合う‟ちぐはぐ”こそかなしけれ。」


私は、ちゃかしずの1stに春を充てる。
春、と言ってもちゃかしずの春は2,3月のイメージ。ちょうど今くらい。バレンタインデーやホワイトデーみたいな、そんな季節。
他と比べてべったり絡むエピソードも頻度も多くないし、なんとなく一番温度が掴めないコンビだなとも思うけれど。時折出てくる供給の節々から感じる、甘さとほろ苦さが混ざった「ちぐはぐ」はとても優しく愛おしい。
宮近くんと閑也くんは、2歳差だけどいわゆる弟組として一緒だったふたり。既出の「ちゃかまちゅ」や「ちゃかげん」と比べると近すぎず遠すぎない、絶妙な距離を保っているように感じる。閑也くんといるときの宮近くんって、面白い。閑也くんのキャリーケース蹴飛ばしてみたり、ドライブ企画で無茶振りしてみたり、やんちゃ坊主な一面もあれば(文字にするとホントやんちゃ笑)、「閑也には甘えて欲しい」なんて一面もある。閑也くんは、リーダーとして沢山頼りにされている宮近くんが、構ってちゃんでちょっぴりうるさいところも包み隠さず見せられる相手の一人なのかなと思う。そこには、大きくて広い閑也くんなら全部包み込んでくれる、なんていう信頼もあるのかな。そんな親子みたいな信頼関係の見えるふたりが「ちゃか」「しず」(「閑也」呼びの方が多いけれど)と呼び合うのが好き。チョコのように甘くほろ苦い、つかず離れずなちゃかしずが大好き。
あと、これはおまけなんだけど。華奢な宮近くんと大きな閑也くん。宮近くんが背伸びして閑也くんに耳打ちするところ(cf.「誕生日まであと3日!」)なんて、親子なの?と思ってしまうほど、やっぱりちょっとちぐはぐで、そんなところが堪らなく愛おしい。

「冬はちゃかしず、どんな寒さも君の土台さえあれば。」

ちゃかしずの2ndを冬とする。
春にも書いたように、私はちゃかしずの宮近くんに、どこよりも安心しきって身を委ねているような雰囲気を感じている。どんな場面でも好き放題ボケるしツッコむ。それは、縁の下の力持ちのような頼もしさのある閑也くん相手だからなのかな、と思ったり。互いに一歩引いてよく周りを見ているふたりだからこそなのかな、と感じたり。どんな曲でもクセが少なく綺麗な形で踊れる閑也くんと、どんな曲でも自分色に染め上げられる宮近くんのパフォーマンスは正反対。どっちが良い、どっちが優れているとかじゃなくて。基礎に忠実な人がいるから、アレンジが映えるし、アレンジ上手な人がいるから、シンプルが映えるのだと思うんだ。そんな私には、ちゃかしずのふたりが、自然と互いに足りない部分を補完し合って、支え合っているように見える。互いが遊べる余白を提供し合えるふたりなのかなと感じる。
ここから先は、ちゃかしずのふたりがどこかで明言していたわけでもないし、今まで以上に完全なる‟私にとっては”の話なんだけど。宮近くんにとって、閑也くんは土台のようで。反対に、閑也くんにとって宮近くんは土台のようで。どんなに寒くて、冷たい風が吹きつける冬だって、君の土台があれば、君がいれば、きっと大丈夫。それくらい、とても頼もしいんだ。

しめちか / Shime-Chika 
【1st:Summer 2nd:Spring】


「夏はしめちか、瑞々しく甘酸っぱい、ころころ変わるグラデーションは夏空の如し。」

私がガンガン振り回されているコンビのひとつ、しめちか。
そんなしめちかの1stは夏とする。
宮近くん曰く、トラジャの可愛いを担うトップ2。確かにほわほわ可愛い中に若干のビターさも感じるふたりの関係性は、あざとかわいいなのかもしれない。そんなしめちかは、いつだって変化球で剛速球。ほわほわ流れる時間の中で、常にどこか掴みどころがなくて全く読めなくって、供給がある度にドンと胸を撃ち抜かれてしばらく放心状態になってしまう。
宮近くんの誕生日企画の真っ只中、突如放たれた「たまにご飯作ってくれる。」(cf.「誕生日まであと4日!」)。全国ツアー中、大翻弄させられた「恋に落ちかけた‟しめちか新幹線事件”」(※検索エンジンに「しめちか新幹線事件」って入れてください)。「しめ俺の前髪アイロンして」や「カウコンのちゃかちゃんのヘアメイクは俺がやったよ」もそう。虎者大千穐楽で宮近くんが号泣したのも、その後の移動車での言葉も、最初に教えてくれたのはしめちゃんだった。やっぱりしめちかは、いつも急で変化球で剛速球。
私は、以前、この‟読めなさ”の要因の一つとして「宮近くんには“しめちゃん期”という周期がある」という仮説を挙げた。宮近くんはとある雑誌の中で、いっぱい話しかけてくれる時期のしめちゃんに対して「「今‟ちゃかちゃん期”なんだな」って思う(笑)」と言っていたのだけど。それは、恐らく宮近くんにも言えることだと思うんだ。(宮近くん。たぶんあなたにもあるよ‟しめちゃん期”。)そんな周期の循環やしめちゃんのほのぼのペースから繰り出されるしめちかは、夏の空模様みたいに、ころころと変わって、突拍子もないタイミングで現れる。その一つひとつが想像の斜め上をいく瑞々しさと甘酸っぱさを含んでいて、「待って!!しめちかちょっと待って!!」と翻弄されている間もずっと楽しくて、すべて語られずに余白を残したまま次へ次へと進んでいく感じも、なんだか夏休みの絵日記みたいで、夏が似合う。

「春はしめちか、窓際の陽だまりで飲むココアみたいに甘い味。」

しめちかの2ndは春とする。
ここまでの4コンビ全てに春を充ててしまっているのだけど、私の中では全部微妙にニュアンスが違っていて、しめちかの春は自宅の窓際のイメージ。ソファーに凭れて、甘いココアでも飲みながら、まったり過ごす春の休日。その理由はしめちかの甘さにある。しめちかの宮近くんは、一気に年下感が出る。ちゃかしずも年下っぽい宮近くんが見られるのだけど、それは、悪ガキっぽい無邪気さから感じるもの。しめちかの宮近くんには、甘え上手で可愛らしい弟っぽさを感じている。(やっぱりトラジャの可愛い2トップだから、心置きなくぶりっ子できるのかなと思ったり…笑)と同時に、しめちゃんはとってもマイペースだけど、そんなぺースに優しいお兄さんらしさを感じていて、しめちかはそのバランスが絶妙なんだと思う。のほほんとしたしめちゃんに若干振り回されながらも、やいやい突っ込む宮近くんのお顔はとても嬉しそうだもの。「前髪やって」ってお願いしてみたり、しめの運転でドライブに行きたいなんて言ってみたり。そういう場面に触れる度に、私は、リーダーで真ん中っ子な宮近くんにもこんな風に可愛く甘えられる存在が居るんだ、と、ジーンとしちゃうんだ。大袈裟かもしれないけれど、私自身そうであるように、立場的に普段あまり甘えることがない人にとって、甘えられる相手ってとても貴重で、その人との時間が大好きなものだったりすると思うから。これからも、春の陽だまりのようにあたたかく柔らかな光に包まれながら、しめちかの人たちを翻弄し続けてください。しめちゃん、いつもいつも宮近くんのほっぺをむぎゅっとしてくれてありがとう。


つづく。