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家族のはなしがしたくなった。

昨日の夜、やっぱり会いたかったって言葉にしたら、余計に会いたくなった。会えないことが悔しくて、どうしようもなく寂しくなった。言葉にするって自分で自分の感情に気付くためにも大切なことなんだと思う。(だからって他人を卑下したり、傷つけて良いわけじゃない。SNSを使う人みんながちょっとずつ遠慮できたら良いのになと思う‥‥。)

久しぶりの『#家族募集します』これまでの3話、もれなく号泣してしまっている私だけど、今日は一段とだった。屋上のシーンもブランコのシーンも自転車のシーンも、全部ぜんぶ大好きだった。俊平さんがハルくんにママのことを告白する、きっとこのお話の中でもとても重要な回。こどもは純粋で気楽で、大人は色んなこと考えなきゃいけないから大変なんだ、と言われたことがある。だけど、私はこどもって純粋だからこそ周りの変化や人の顔色にも敏感に反応しちゃう。そして、小さいながらに空気を読んで、いい子でいようとする面もあると思うんだ。私がそうだった。ハルくんの「ママ、いつ帰ってくる?」という台詞に、状況は全く違うけれど、自分がまだ小さかった頃のことを思い出した。

私が保育園に通っていた頃、お迎えが遅くなることがあった。涼しくなってきた秋ごろに多かったような気がする。両親は共働きだし、弟もまだ生まれていなかったころだったから時短勤務とかもなくて、そういう日があったって何も不思議なことじゃないのに、当時の私には一大事だった。友だちは皆お迎えが来て帰っていくのに、私のお母さんはなかなか迎えに来てくれなくて。お部屋の中で先生と二人、暗くなっていく外を眺めていると決まって「お母さんいつ帰って来るかな。もしかして私のこと忘れちゃったのかな。」なんて泣きそうになってた。でも、先生の前では泣かないように我慢してた気がする。いい子だねって褒められると嬉しくて、つい頑張っちゃうのは昔からちっとも変ってない。ドラマに併せて、雨のせいで秋みたいに涼しい風が吹いていたから、こんなこと思い出したんだろうか。小さい頃見た景色って、ぼんやりとだけど、大人になっても覚えているものなんだな。

最後、俊平さんがみどりさんとの写真を抱きしめながら泣き崩れた。俊平さんも、ハルくんに伝えるために言葉にしたことで、自分の気持ちに気付けたのかな。みどりさんの死と向き合って、自分の中の寂しさと向き合って、そんな涙だったのかな。「トリプルレッドは笑っていなきゃ」という台詞、重岡くんに重ねてしまった。太陽みたいに笑うあなたも好きだけど、顔をくしゃくしゃにして泣いているあなたも好き。いや、でも、笑える日が多いに越したことはないか。俊平さんも、ハルくんも、みどりさんの分まで2人で笑って泣いてまた笑って生きていってほしいな。なんて、またドラマの世界にどっぷり浸ってしまっている。なんてったって、私はスーパーエキゾチック号になりたいのだから。

今日は他にも、in大阪に沸騰ワードに金スマに、まだまだ盛り沢山だったんだけど、バイトが遅番だったせいで何も追えていない。だけど一足先に盛り上がっている皆を見て、幸せな気分になった。もう少し状況が落ち着いたら、またオタクと集まって好きが詰まったくだらない話して大笑いしたいな。