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凛。

『花唄』を踊る6人を何回も見た。本当に何回も、何回も。再生回数の仕組みなんて気にする余裕もなく、終わると”もう一回見る”を押してしまう。徐々に、特に好きなところを見つけ始めてからは、何回も少し戻して、また再生。お昼ご飯を食べるまでの時間、大学から帰って来てから、用事を済ませて夜帰宅してから、何回も、何回も見た。見れば見るほど、涙で視界が滲んでいって、でも、目尻は自分でも分かるくらい下がっていて、口角はこれ以上ないほど上がっている。踊ってる姿に泣くなんて、って思う人も居るかもしれない。でも、温かい”幸せ”と”楽しさ”と”嬉しさ”と、大きな大きな”好き”が止まらなくなったとき、涙になって身体の中から溢れ出しちゃうんだ。もっと普段の私らしい言葉で言うと「視覚からの多幸感がキャパを超えて泣いちゃった!!」そんな作品だった。

振りが細かくて、気持ちいいくらいに綺麗に音にハマっていく。歌詞とリンクした、とてもかっこいいのに何だかコミカルな振り。それに合わせてコロコロと変わっていく皆の表情。どの表情も、温かくて楽しそうで幸せそうで、やっぱり見れば見るほど涙で視界が滲んでしまう。

どうやら私は、「凛と微笑む」みんなの笑顔に弱い。屈託のない如恵留くんの笑顔、素敵だな。無邪気にこどもみたいに笑う閑也くんと宮近くんの笑顔はまるっと抱きしめた。しめちゃんの可愛らしくて、綺麗に口角の上がる笑顔にも、つい胸がキュンと鳴ってしまう。最後に2人揃って真ん中に来た松松が、おっきな口開けて笑い、体全身で歌いながら、シャカリキに踊っている姿には、涙が零れちゃってた。きっと海くんもいたら、おっきな口開けて目をキュッと細くして笑うんだろうな。偶然か必然か、黄色と水色の照明が交差して、スタジオがほんのり緑がかって見えた。

これからもっともっと色んな編成で、もっともっと色んな曲踊っていくんだろうな。次はいつだろう。何の曲だろう。やっぱり楽しみが尽きなくて、こうして日記を書いている間にも自然と笑顔になっていて、自分でもちょっとビックリしてしまう。花唄への想いは書ききれそうにないから、「涙が溢れるほど幸せを感じているよ」とだけ、今日は書き記しとく。明日は朝が早い。バイト4年目にして、初めてのことに挑戦しなきゃいけなくて、ちょっと億劫だったけれど、花唄を見ているとなんだか前向きになれた気がする。凛と微笑むみんなの笑顔を胸に、明日も頑張ってみようと思う。