大三角。

のえちゃかんちゅ。私が意識するようになったから、こんなにも‟ある”と感じるのか、はたまた‟ある”頻度が増えたから、私が意識するようになったのか。やっぱり推しのコンビも推しのトリオも星座みたいなものだ。見える人には見えるし、見えない人にはきっと見えない。だけど、こうも見えるカタチに残されるとさ。三人揃って黒ロンTを腕まくりして、ミュージカルちっくなジャズを妖艶に踊って魅せて。勇気を出して歌詞を調べてみれば不倫の歌だし、てんやわんや。この楽曲に、この三人を選んでくれた方(梨本さんかな…?)本当にありがとうございます。今度機会があったら、語らいましょう。飲み物の一杯や二杯、ご馳走させてください。にしても、のえちゃかんちゅの大三角、やっぱり‟ある”な。

午前中に買って来た雑誌をパラパラと捲りながら迎えた正午。いつも通り、+81の通知が来てからいいねとRTを押して、YouTubeのリンクを押す。そこで一旦停止した。「来た……のえちゃかんちゅがここにも来た……」お昼ご飯を作ってくれているお母さんに怪しまれないように大きく深呼吸をした。心の準備も何も、視力の悪さが災いして、ろくにサムネも見ずに再生してしまったものだから、もう後戻りはできない。そこには確かにのえちゃかんちゅが居る。「ひっ…」とか「うっ…」とか変な声を出しそうになりながらも、なんとか何事もなかったかのように装って、一旦Twitterに戻る。いつもならアワアワと取り乱しながらも、このダンスのここが好き、あそこが好きと、ダンスの感想を言語化しようと試みるのだけど、無理である。全然無理である。

壊れたおもちゃのように「のえちゃかんちゅ…」を繰り返すしか出来ない自分に。のえちゃかんちゅを意識し始めたのは、今年の宮近くんのお誕生日カウントダウン中だったから、まだ3ヵ月ほどしか経っていないのに、こんなにものえちゃかんちゅの虜になっている自分に、もはや笑うしかなかった。のえちゃかんちゅ、奥が深い。
一見すると「のえ→→→ちゃか←←←んちゅ」だが、ちゃんと「のえ←ちゃか→んちゅ」もある。(※宮近くん照れ屋さんというか、大きな愛をしっかり受け止めつつもあまりつれない奴なので、矢印の数は調整しております。ご了承ください。)のえちゃかもあるし、のえんちゅもあるし、Wカイトも勿論ある。三角形の点A,B,C,どれもが頂点だし、センターである。くるくると変わるフォーメーションが、のえちゃかんちゅの季節を見ているみたいで胸がぎゅんとした。きゅんではなく、ぎゅん。ちょっと苦しくなるまである。

三人のダンスの個性はそれぞれだけど、やっぱりどうしてかしっくり来る。三人の中の「三人像」が目に見えるようで、歌詞の意味と合わせて、色々と想いを巡らせてしまう。のえちゃかんちゅでしか出来ない『トラ!トラ!トラ!』になっているんだろうなと思う。早く先生と一緒に踊ったのも見てみたいし、メイキングも早く見たい。メイキングに詰め込まれているであろうのえちゃかんちゅを想像して、今から苦しんでいる。好きである。大好きである。

結局ダンスの感想を言語化できないまま、今日を終えようとしている。

今日も今日とて、綺麗で美味しい大三角をありがとうね。