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わたし。

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Let's go 今日はどんな話をして歳を取っちゃおうか。

人生初「今年のGWは……」の"最大"を手にした社会人1年と1か月目。たったそれだけの時間だけど、たったそれだけの時間を駆け抜けた私へのささやかなごほうび旅に出た。「好きなものに囲まれて旅に出たい」。止まることを知らない、そんな感情を胸に抱いて。  「感情電車は特快で 今 もう もう どこにも止まれないよ」 私立恵比寿中学の『感情電車』を聴きながら、電車に揺られる。辿り着いたのは海の街。元気いっぱいの太陽が水面を照らして、キラキラと光が乱反射する。光に導かれるように、海岸を

昨日の「好き」が今日の私の手を引いて。

毎日note最終回。去年の8月8日から3月31日まで、236日。これが236記事目のエントリ、みたいです。 周りにあまりトラジャ担が居なかったのが、少し寂しくて。もっと宮近くんたちの話がしたい、彼らへの「好き」を形に出来たらなとぼんやり思いついて、勝手に始めて、勝手に続けて、今日勝手に終わるのだけど。やっぱりちょっとしんみりしちゃう。私は基本的に飽きっぽいし、いつもどうしてかバタバタと走り回って生きているから、こんなにも続けられるとは自分でも思っていなくて、多分、私が一番“

君の旅の証人になる。

私は誰かの代表として頑張ってきたわけでも、誰かの代表になるために頑張ってきたわけでもないけれど。感染対策のため、代表者しか出席できなくなってしまった大学の卒業式。今日私は、代表の一人として出席して、舞台上で学位記を受け取った。首席だなんてそんな大層なと思ったけれど、やっぱり嬉しくて、誇らしくて、胸を張った。同じ会場に出席していた友達を見つけて、安心した。私は独りぼっちじゃない。初めて会う人ばかりの会場なのに、なんだか居心地が良かった。 「お疲れさまでした。」式の後、母から贈

キミと出会って変わったこと。

恋人ができても「私」をずっと貫いていた私が、宮近くんと出会って変わったこと。無理矢理変えたのではなくて、変わりたくて、その姿を「私」にしたいなと思って、少しずつ変わってきたこと。 なんだか書き留めておきたくなったので、今日も、ちひろさんの推し語りワードパレットをお借りして、「変わる」をテーマに書いてみようと思います。 https://note.com/chi_kirin/n/n98b5313817b3 一つ、noteを書くようになった。 大人になるにつれて、自分の話、とり

きらきらひかれ。

これはキミの夢でも、キミと私の夢でもなくて、私の夢の話。 私は、この春大学を卒業して、4月から新社会人になる元太くんと同い年。ざっくりと見てTravis Japanと同世代の私には、高校生の頃から描き続けている夢がある。思い返せば、その夢の出発点はアメリカだった。 高校2年生の時の修学旅行。行き先はアメリカ。(都市名まで書くと高校がバレそうなので、ざっくりと)幼い頃に家族旅行でハワイやグアムに行ったことがあったけれど、本土は初めて。その時出逢ったある街に惹かれて、心が動い

キミを好きな自分が好きだという証明。

会いたいなって思いが募って、自分でも気付かない内に、スマホのホーム画面にある天気予報を「東京」に設定していた。我が家の窓の外はしとしとと雨が降り続いていたけれど、スマホの中のお天気マークは、雨と雪を行ったり来たり。気温だって、私が今感じているのよりも、幾分か寒そう。今、宮近くんのところでは雪が降っているのかもしれないな、寒くて震えていないかな、あたたかい部屋に居てくれたら嬉しいななんて、想うだけで、雨の音が少し心地良くなった。 曲を聴けば宮近くんを重ねてしまうし、昨日買って来

私はあの日、初恋を強制終了した。

私にも忘れられない恋がある。 10年以上経った今でも愛おしいままの、忘れられない恋。私にとってあれは、いわゆる「初恋」だったのだと思う。 お互いの連絡先も知っているし、今でも連絡しようと思えばいつでも出来る、と思う。お互い近所に住んでいるし、会おうと思えばいつだって会える、と思う。別に、喧嘩別れしたわけでもなく、振ったり振られたりしたわけでもない。進学と共にそうなるべくして自然消滅した恋だった。 大人になった今、一緒にお酒を飲みながら、あれこれ話してみたいな、とも思うし、中

いちごオレとかメロンソーダとか、嘘っぽい甘さがちょうどいい。

いちごオレとかメロンソーダとか、いちごの味ともメロンの味とも似ても似つかない人工甘味料の味がするけれど、その作られた嘘っぽい甘さがわりと好き。でも、子どもの頃から好きだったわけじゃなくて(特別嫌いなわけでもなかったけれど)、高校生になってからくらいかな。大人に近付いてから好きになった。特に甘党なわけではないし、お菓子やジュースを頻繁に食べるってわけでもないんだけど、頑張った日とかちょっと疲れちゃった日とか、ときどき無性に飲みたくなる。 あの嘘みたいな甘さに、私の中で密かにず

「みんなとちがう」は武器か鎧かお守りか。

トラのコスプレしてギャーギャーガオガオ叫びながら気配斬りする推したちを見て泣くほど笑ったから、まだまだ頑張れそう。 今月に入った辺りから、少しずつバイトはセーブできるようになってきたけれど、相変わらず卒論以外にも、週に一回フランス語の授業があるし、サックスのレッスンも受けている。同期の子達には、毎週のように「まだフランス語やってるの!?(※必修は1年次のみ。2年次以降も第二外国語を取り続けている人はそれはそれは少数派。4年で卒業する子で続けている人は周りにいない。)」「まだ

ぜんぶエンタメの枠で切り取って押し込んで。

昨日、バイトの後輩に「Jr.の頃から応援している子たちがデビューしたときってすっごく嬉しいんでしょうね!!」と、目を輝かせながら言われた。確かにすっごく嬉しい。ずっと好きで見ていた子達が‟デビュー”という一つの夢を叶える瞬間、それこそ言葉に言い表せないくらい、「嬉しい」なんかじゃ足りないくらいの、感情が沸きあがってくる。それは、Jr.担にしか経験できない形の喜びかもしれない。 でもね。それまでの道のりは、もちろん楽しいこと嬉しいこと幸せや感動も山のようにあるけれど、そればか

実像と虚像でできた球体は、綺麗には転がらない。

真面目で頑張り屋な優等生を演じているのか、朝でも昼でも夜でも寝られるし結構ズボラなくせに、聞き分けの良い娘を演じているのか、根は真面目なわりには大真面目に無我夢中で愛を紡ぐオタクを演じているのか。 ときどき本当の私ってなんだろうと考えてしまう。 別に、どれが特別辛いとか、特別楽だというのはない。どこにいても、何をしていても、どんな風に思われていても、それが私だということに変わりないはずなんだけど、ときどき分からなくなる。家族にしか見せない顔もあるし、地元の友達にしか見せな

冬をいきてる。

私は、冬が好き。かなりの冷え性で血行が悪いから、体は辛いことが多いし、実際今も急な冷えのせいで辛いのだけど、そんな辛さも含めて、冬は他のどの季節よりも「生きてる」って感じがする。つい5日前の日記でクリスマスの話をしたけれど、今、私の心の中も冬を迎えている。 冬が連れてくる空気が好き。いつもと同じ場所なのに、シンと澄み切っていて、いつもより綺麗で清々しく感じる。大きく深呼吸して、肺の中いっぱいに冷たい空気が入ってくるとき。外に出て、冷たい空気に吹かれて、頬も耳もキンキンに冷え

髪を切った、「一番可愛い私」で会うために。

5か月振りに髪をバッサリ切った。たぶん、今まで生きてきた中で、今日が一番短い。シャンプーしても、髪が首に当たらないなんて、初めてかもしれない。それがなんだか、とても、とっても嬉しかった。 私の髪は、小さい頃「アニーみたいだね」って言われたことがあるくらい、猫っ毛のくせっ毛のくるっくる。いわゆる「テンパ」。「雨の日はうねる」どころの話じゃない。いつだって、くるっくる、かつ、ふわっふわ。今は、おばあちゃん譲りの、人と違う私だけのこの髪が大好きだけど。子どもの頃は何となく、みんな

好きってなんだ。

少し遅めの昼休憩に大きな甘いパンを食べた。いつもは一つにしておこうと思うんだけど、お疲れ気味の身体にアメのムチを打つべく、お惣菜パンをもう一つ食べた。私は、子どもの頃からパンが大好きだった。ご飯を食べるのが苦手だった時期も、パンは食べられた。小さい時はキャラクター蒸しパンとクリームパンが好きだった。今の私には蒸しパンは少し重い。クリームパンは相変わらず好きだけど、一番は食パン。高級でも有名店でもない近所のパン屋さんの食パンが世界一だ、と大真面目に思っている。パン好きの私は、大