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ただ見守るが難しい

子育てで迷ったり悩んだりする時、高確率で結論は「見守る」になる。

娘は4歳になる。保育園や公園で子ども同士トラブルになったとき、家で子どもが「キーーー!」となったとき、つい「そんなことしたら〇〇ちゃん悲しいよ」「ごめんねは??」「どうしたの?〇〇してほしいの?それとも〇〇?」などと私は言ってしまう。

だが落ち着いて考えると、子ども同士のトラブルは子ども同士でないと解決できないし、口だけのごめんねなんて意味ないし、本当は思っていないのに言葉に気持ちを乗せろなんて、たとえ大人だとしても無理難題だ。

子どもは理解に時間がかかる。
自分の気持ちの理解やコントロール、言語化もできないんだから、人の気持ちなんて段階ではない。

その場では理解できず、経験の中から理解していくことだってたくさんあるし、理解しても言葉や行動にうつすにも時間がかかる。

それが何ヶ月、何年とかかることも。

そりゃそうだよね、子どもだもん。

無意識の自分の行動で友だちを傷つけ、次会った時に友だちに無視される。嫌なこと言われる。そこで初めて子どもは考えるんだろう。あれ?なんでだろう?何かしたかな?って。そこから「ごめんね」や「次から気をつけよう」が生まれる。

その子どもの心から生まれる言葉が、生きた言葉だ。言わされた言葉なんて、その場限りの作り物だ。

子どもが傷ついたりモヤモヤしていたら、膝に座らせ抱きしめて話を聞いたらいい。
相談してきたら、親の考えを伝えてみればいい。

あと今日NHKのテレビで言っていたのだけど、
「ネガティブな話題だけじゃなくてポジティブな話題も話して気持ちを緩和させる」のも1つの手らしい。

司令塔ではなく、見守り、支える。

自分に言い聞かせるようにここに記す✍️

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