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お気楽な日々を目指して 〜作家の呟き〜

こんにちは!
医療関係の仕事の傍ら、ちまちまと作家活動をしている未羽桃理です。
出版社様からの初稿戻りの作業中に、一息つきたくて、気分転換に逃げてきました。

私の最近の目標は、お気楽生活!

本業のお仕事では、ボケッとしているうちに、いつもとんでもない仕事やら、面倒ごとを押し付けられてしまい、めちゃくちゃ貧乏くじを引きがち。
うまく言いたいことが言えなくて、結局、みんなが嫌がる仕事をかぶることばかり。

そんな日ごろから感じている悩みを、今から3週間前に、我が子へ相談してみたのです。

「私って協調性がなくって、なんか駄目なんだよね〜」

そんなことを口にすれば、協調性のかたまりのようなキャラクターの娘は、さらっと言うのです。

「ママが協調性を身につけるのは、どうやっても無理だよ。でも大丈夫! 周りの協調性に頼って生きていきなさい」

なんと!
私の協調性は、これ以上培われないと認識されているではないか!
違うぞ!
まだまだ伸びしろが、たっぷりあるだけだろうに!

こうなれば、見返してやるしかない!

ならば私とそっくりな性格の人たちが、どうやって生きているのか教えてもらい、
Let's go to the next stage!
へ向けて勉強をはじめてみたんです!

手始めの師匠は、私よりも若いおじさん美容師さん。

腕と勘で20代半ばで事業を起こし、見事な人脈を使って、10年経った今では複数の事業を展開。

約10年前までは、美容室をころころ変えていた私が、彼の性格を気に入り、開店したころからのお付き合いですね。

彼は「1日の最後の客が未羽だとホッとする」と言うのですが、なぜかと聞けば、気をつかわなくていいからだそうだ。

おかしいな。
私は美容室でしか会わない客だぞ……?
いつだってただの客だ!

そんな風に言う彼が、楽しげに話してくれた。

「協調性がない人間は感性で動くから、1人でする仕事で本領を発揮するんだ。だから未羽は作家が向いてるんだよ。俺もそうだもん。俺は企業に属すると意見を言わなくなるから、全然使えない側の人間になるし」

そうそう!
どうせ言っても、私の考えや想像される結果が、伝わらんのだよ!
面倒だから言わないことが多い!

と、どこまでも同調できてしまう会話が続く。

だが……素直になんでも口にする彼は、ぽつりと言った。

「俺、未羽と1つだけ違うところがあって、1人では何もしないし、できないから超頼る。長男なのに甘え上手なんだ」
と、おじさんが胸を張ったのだ。

「俺は面倒くさがりだから、面倒なことは『ごめん』と『ありがとう』を連発して、人にやってもらうんだ」
そう言って、にかぁ〜と笑った。

それを聞いたうら若い女性従業員が、はははと笑い、付け加えた。

「オーナーは本当にそうですよねぇ〜。私だったら、自分でやった方が早いと思って言えないけど、オーナーはいつも甘えてる!」
と、頷いていた。

そんな会話をしていると、改めて彼が念押ししてきた。
『ごめんね』と『ありがとう』を駆使すれば、めっちゃ楽できるから。でもね、この言葉なしに人に甘えると、ただの我が儘になるからね!」
とのこと。

なるほど!
オーナーと似ているけど、決定的に違うのはこういうことか。

貧乏くじを引きっぱなしの私は、従業員さんのように思いがちだったからな。

人付き合いの上手な人はツボをよく抑えており、憎まれない感じの甘え方について、理解した上で活用しているようですね。
やり手の彼の秘策は、まだまだありそうな気がしてならないから、この先も見本にしていこうと虎視眈々と聞き出そうと企んでいる。

以上、お気楽生活を目指す未羽の、現実逃避の呟き投稿でした。

それではまた次の機会に、お会いしましょう!
最後までお読みくださり、ありがとうございました!!

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