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サウナの水風呂とトーナメント制

なぜかサウナブームです。

タナカカツキ先生のマンガ「サ道」で提唱していた「サウナでととのう」入り方で目覚めた方が多いようです。私の場合、快楽一点突破主義のためかキマると表現しています。

サウナの入り方としてサウナに10分以上入り、水風呂にイン!そして外気浴といったサイクルを繰り返します。水風呂でキマる方もいれば、私みたいに外気浴でスーッと脳と肉体が分離する感覚を味わうなんてのもいらっしゃいます。

結局は血管を拡張してから一気に収縮させて、ゆっくり戻す、そのサイクルで交感神経をどうかさせようとしたものと解釈してます。

で、野球の話ですよ。

たまたまつけたテレビやたまたま入ったラーメン屋のテレビから流れる高校野球、縁もゆかりもない学校の対戦でも見入ってしまうことはあると思います。
野球が好きだから見てしまうのもありますが、前提条件として負けたらここで終わりのトーナメント制の悲劇を共有しているから見入ってしまうのではないのでしょうか?

ではなぜそんなトーナメントが好きなのでしょう。

これは私の勝手な思い込みなのですが、ああっ!となる興奮と終わってしまう!と凍りつく感覚をなんども繰り返すからなのでは?
脳のアップダウンを激しく繰り返す「見るドラッグ」としてのトーナメント制を味わうポイントはそこなんじゃないかと考えます。
さらに戦力差が拮抗していれば競り合いのハラハラさもついてきます。

高校野球は野球の大方のルールと大会のざっくりとしたシステムさえ押さえておけば、100点満点で楽しめます。知識は楽しみ5億点を目指すときに必要になってきます。

翻って社会人野球はどうでしょう。
最高峰である都市対抗野球ですら同じトーナメントでありながら「社会人の甲子園」と称されてしまう現実。
高校野球でチャンピオンチームのメンバーだった選手が卒業して社会人チームにいるのに、興行的には高校野球未満の扱い!

でもね、それって地上波テレビでやってるかどうかの違いだけだと思うんです。

この文章を読まれている方なら簡単に都市対抗野球大会が味わえるんです。
ここ数年社会人野球日本選手権と都市対抗野球大会を毎日新聞で無料動画配信を行うようになったのです。ヒリヒリとしたトーナメント戦を掌で味わえるいい時代になりました。

ご自宅や、移動中や、つまらない会議中に熱い試合を味わえたなら、もう球場に行っても大丈夫。十二分に堪能できます。

野球見ていて脳がジンジンと痺れてくるなんて、なかなかありません。そんな試合が30試合以上も続くのが都市対抗野球大会の恐ろしさ。
ドーム球場を出た風の心地よさはさながら外気浴です。

最後は水風呂に相当する水道橋の飲食店の写真を貼っておきます。

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