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もしも 明日が晴れならば わたしとあなたは 手を繋ぐ もしも 明日が曇りなら 詰まらない話を聞かせるわ もしも 雨が降ったなら あなたは わたしの膝で眠るでしょう もしも 夜中に嵐なら わたしの肩を抱きしめて そして 雨が上がったら わたしとあなたは 歩きだす
春の嵐が 淡い花弁を奪う 午前零時 抜け出したのは 君の声が聞きたかったから 目を瞑って 言葉じゃない 吐息を感じるほどに 車のシートにもたれ 身を委ねながら 君に 抱きしめられる 今 ここには居ない君と 溶け合いながら