会社員生活で一番の転機かもしれない
これまで
1990年、恵まれた就職活動環境の中、今の会社に就職(就社)しました。元々は自営業の3代目なっだので家業を継ぐ気持ちもっていましたが、とりあえず社会経験を、と思いメーカーにお世話になることになしました。
営業で入社し、リアリティショックを経験しながらも、自分なりに乗り越えつつ、営業現場で企業理念に共感しながら頑張ったつもりです。マネジメントも経験させてもらいました。このまま現場第一線で定年まで・・・と勝手におもこんでいました。
しかし
ある日突然「人材開発のグループ長として国内営業の育成をやってほしい」という辞令が出ました。自分では「なんで?なんで俺が?、他に適任者がいるんじゃないか?人材不足か?」と思いながら赴任しました。
いざ赴任してみるとこんなに楽しくて、重要で、多くに人とも関わることができて自分自身の成長にもつながる仕事はないと思い、ある会議で「天職かもしれない」と発言したことを覚えています。(この発言は同僚もしっかりと覚えてくれてました)
人材育成で生きていこうと決心し、それに関係する大学院にいくことを決めました。そこで学んだもの業務に取り入れながら、研修の内製化1年目にもコミットして頑張ってきたところでした。
そんなある日・・・
異動です
閏年の2月の最終日10:10に連絡があり、「異動です。○○です。今までの経験を活かして頑張ってください」
部署名を聞いた時に少し、いやとんでもなく驚きました。今までの経験どう活かすのか?すぐには想像できませんでした。
内製化1年目を終えた研修では受講者から、研修会社よりも高い評価(匿名アンケート)を得ました。評価された点は「今の社内の課題にマッチした内容である」「ピープルマネジメントを体系的に学べた」「今後も内製化でいい」といったものでした。直属の上司も「あの内容は売り物になる」とも言ってくれました。突然、決まった内製化にも自分なりに悪戦苦闘しながら組み立てた内容で4ヶ月にわたる研修を約60名を対象に2回実施して得た結果でした。受講者の現場実践も見届けたいと思っていました。本当に残念です。
なぜこのタイミングで異動なのかを説明してくれません。そして行き先を知り、周りのみんなはびっくりするばかりです。声をかけにくい人もいるようです。
本日、新しい部署に着任
4月1日付けで着任です。しかし、なぜか去年まで関わっっていた新入社員研修の会場となるホテルでの受け入れ準備のため出張となりました。
とは言うものの新しい業務関連のメールが山ほど来る1日でしもありました。一応、引き継ぎを実施してもらったものの、いきなり対応できるわけもなく前任者にお任せするしかない状況に歯がゆい思いをした1日でもありました。
実質、4月2日から新しいスタートを切ります。あまりにも仕事内容が違いすぎて慣れるまでしばらくは関係者に迷惑をかけそうです。しかし、私が今、自分の強みとして考えているのは社内人脈の広さです。30年間の営業では北から南まで長い日本列島全てを経験しました。また人材育成部門で研修講師やファシリテーターを経験することで、さらにその社内人脈は広がりました。若手からベテランまでほとんどの社員と接触してきたことは大きな強みだと認識しています。
この社内人脈を活かして新しい業務に取り組み、業務改善にも繋げていきたいと考えています。
がんばれ!オレ!!
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