見出し画像

息子よ、そのまま大人になっておくれ。

本日もご覧いただき
ありがとうございます。

◉愛しい息子


今日は、息子について書きたくなりました。
私には小学校二年生の息子が一人います。
私はシングルマザーです。

息子は人が大好きで、人見知りはありません。スクールガートの方々にも可愛がってもらっていて、公園では見ず知らずの子といつの間にか遊んでいるような性格です。いつもニコニコしていて、親の私でさえ感心します。

保育園も小学校も【行きたくない】と一度も言ったことがなく、いつだって「楽しかった!」と言っています。

元々持っている気質、性格はあると思います。

だけど、「自尊心」「自己肯定感」が低い人間にだけはなって欲しくないという気持ちで、ずっとスキンシップと「可愛いね」「大好きだよ」を言い続けたことが良かったのかな、と思いたいのです。


私はまだ、言葉を発することができない時期の息子と上手に関わることができませんでした。意思疎通ができない苛立ちは大きかったし、話しかけることに恥ずかしさもありました。

しかし、私のように自己肯定感の低い、生きにくい人間にしたくないと考えていたので、とりあえず出来る限り抱っこはしていました。
「抱き癖がつく」と母に言われたことがありましたが、抱っこして欲しいのにしてもらえない悲しさを知っているので、抱き癖なんてことはどうでも良かったのです。

それに、私には《抱っこする》という選択しかありませんでした。
一緒に遊ぶことも、とても苦手なのです。(今も)

だんだんと言葉が話せるようになってきた頃、抱っこだけでは不十分な気がしてきました。言葉を理解できるなら、何か言葉でも伝えた方がいいのかな、と思うようになり、ハグをしながら「可愛いね」「大好きだよ」と言うようにしました。

最初は「おはよう」のような挨拶程度の気持ちしか込められなかったと思います。恥ずかしかったし、これが正解なのかも分かりませんでしたから。

まずは、「おはよう」「いただきます」「ごちそうさま」「おやすみ」の挨拶毎に行い、徐々に食間の「美味しいね」や気が向いたときにもするようになりました。

毎日何回と続けていくうちに恥ずかしさはなくなり、息子が「ギューしようよ」と言うようになったので、現在は完全に生活の一部になっています。

今となっては「大好きだよ」と言うと「知ってるよぉ~」と言われるようになり、「可愛いね」と言うと「ママが可愛いから、ぼくも可愛く生まれたんだよぉ」と返してくれます。
(ちなみにママとは呼ばれていませんが便宜上ママと書いています)

普段友だちと、どのように関わっているのかは分かりませんが、○○くんとこうやって遊んだ、とか遠足の時は女の子たちとお弁当食べた、など話しているので、本人は楽しくやれているのだと思います。

一年生の時に嫌なことがあり、その時は泣きながら話してくれましたが、それ以降は嫌な話しは聞いていません。


うちは田舎で、人通りがあまりないので途中まで歩いて送っていくのですが、必ず手を繋いで行きます。お出かけの時も必ず手を繋ぎます。
息子が手を差し出すので、私が握る形です。
「いつまで手を繋ぐのかなぁ」と言うと「えー、10歳かなぁ」なんて答えていますが、手を繋いで歩く日もハグが出来る日々も必ず終わりが訪れます。
それまでは満喫したいですね。


◉押しつけていたこともあった


今までの育児を振り返ると、時間と心に余裕がなかった頃は、息子とちゃんと向き合えていなかったように思います。

少しのことでイライラしていたし、息子が何かできないことがあると「なんで、できないの!?」と怒りが湧いてきたこともありました。

自分が同じ頃どうだったかなんて覚えていないのに、なぜか【自分は出来ていた】という感覚がありました。
また、自分ができないからこそ【息子には出来て欲しい】という気持ちもありました。

これって結局、私自身が【こんなことも出来ない自分はダメだ】と思っているから、息子に八つ当たりをしていたのだと思います。
私は運動が苦手で、息子も上手ではありません。
ボールを投げるのが下手だったり、縄跳びができない息子をみて、どうしてもイライラしてしまいました。【恥ずかしい】という気持ちと【恥ずかしい思いをして欲しくない】という気持ちが混在していました。

子どもが出来ないと、親が恥ずかしい・・・みたいなところもあったと思います。自分だって出来ない癖にね。


私は自分を受け容れられるようになってから、息子に対して何かを押しつけることも、要求することもなくなりました。
練習すれば上手くなることもあるし、上手くならないこともあります。
出来ないことはダメではなくて、ただ「出来ないだけ」だと思っています。

「出来ないこと」を責めていたら、「出来ること」を見ることができなくなってしまいますね。

息子は国語は苦手ですが、算数は得意です。
時間を気にしませんが、時刻を知るのは好きです。
絵は苦手ですが、レゴは得意です。
運動は苦手ですが、はしゃいで動き回るのは好きです。

甘えん坊を悪いことだと思っていません。
好きを表現することは素敵なことだと知っています。

これだけだって十分だと思うのです。
息子に足りないものなんてなくて、たくさんの良いところがあるんです。
持っているものをもっと伸ばして、それに付随して新しいことが伸びたらラッキーだと思うのです。


◉これからが楽しみ


これからきっと、様々な経験をして彼の考え方は変わっていくのだと思います。
だけど、自分自身を否定することなく、自分にあるものをちゃんと見て、出来ないことは認めて、誰かに助けてもらいながら、人生を満喫して欲しいと思うのです。

自分というものをちゃんと持っていれば、誰かに左右されることなく進んでいけると思います。

私は他人軸で生きてきたから、自分軸で生きられる心地よさを学ぶことができました。他人軸で生きることの辛さは、あえて経験しなくてもいいと考えています。
限りある人生のなかで、あえて苦しい時間を過ごす必要はないと思うのです。楽しい時間が多い方が良いに決まっています。

私は親として出来ることは多くはありません。
一人の時間が必要だし、一緒に遊ぶことも苦手だし・・・。
シングルマザーなので、父親がいる生活を経験させてあげることもできません。

それでも息子は言葉通りすくすくと育ち、にこにこしていることが普通で、学校も楽しく行っています。
忘れん坊なところがあったりするし、叱る必要があることもあるけど・・・。

できれば、今のまま素直な人間であってほしいです。
健康で、素直で、人懐こい。
勉強や運動はそれなりでいいから、自分を受け容れ、人を受け容れられるような人間であってほしい。
そう思うのです。

人生を楽しんで欲しい。
小さなことでも喜べる人間であって欲しい。

だから、私が見本にならないと、と思っています。
生きるって楽しいよ。
人生って素晴らしいよ。
それが少し、自分自身の負担になってるかもしれないけど、人生を楽しむのは、そもそも私のためになることです。

私のこれからも
息子のこれからも
楽しみなんです😊


なんとも、まとまりのない話しになってしまいました。
最後までお付き合いして下さった方、ありがとうございました。

公式LINE:@840cfzef
様々なご相談、ご質問を無料で承っています。
最近は幸せなご報告、前向きなご報告が増えていて大変に嬉しいです♡

オンラインストアでは通話セッションや鑑定など行っています。

他の方々よりもセッション料金は低めに設定しておありますので、是非ご活用下さいね!

miwa

こちらの記事が『気付き』としてお役に立てましたら、サポートいただけますと大変嬉しく思います。皆さまからのサポートは、私がより一層「生」を充実させるエネルギーになると共に、皆さまに更なる還元をしていく原動力となります。 サポートは私と皆さまの『エネルギーの循環』です😊