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パートナーシップの学びを進める日々。

週に2,3回、私たちは夜更けに電話をする。
そして毎回、深い話を繰り広げる。

時折、沈黙を挟みながら、人間の根っこの部分を語り合う。

ちゃんと想いや思考を言葉にして伝えること、そしてそれを諦めないことがとても重要であることを痛感する。

性別も、年齢も、生い立ちも、お互いの現実も全く違う中で、全てを一度で理解することはとても無理なことで。

同じ部分もあるけれど違う部分もたくさんあるから、それを知って、理解して、受け容れたり、違うことを認めたり、一人では到底できないことを日々経験している。

いや。
これまで普通に恋愛してきたけれど、今までとは全く異なる感覚にある。
これほど言葉を交わしたことはない。
というか、上っ面ではない、本質的な話ばかりするという経験をしてこなかった。


先日、モヤモヤが生まれた。
多分、気付かないうちに抱えていたもので、モヤモヤを知覚したということは、顕在意識に上げることができたということ。

そのモヤモヤは静かな怒りとなっていて、そこで初めて【このモヤモヤは怒りだ】と気付いた。

端的に書くと、
二人の間で起きたこと、お互いが直接的でも、間接的でも関係して起きたことなのに、「自分(彼)が100%悪い、問題がある」と全て自分事にしてしまい、私を当事者として扱わないことに違和感を感じていた。

彼が「悪い・問題がある」と感じるきっかけは《私との関わり》でしょう。
だから、私は一切関係無いなんてことはあり得ない。


彼の考え方、受け取り方、概念は大きく影響するだろうけど、私側が工夫したり、調整したり、できることは絶対ある。
なのに「全部自分の所為だ」としてしまったら、寄り添い、擦り合わせられる可能性をことごとく潰し続けることになる。

ほんのちょっとのことで、しっくり、ぴったりに変わることなんてたくさんある。

だから私は、それをちゃんと二人で見つけ出していきたいと伝えた。

彼は、
自信ないマン。
根暗マン。
自己肯定感低いマン。

「俺はなんてダメな人間なんだ~」と高頻度で嘆いている笑
全部ではないけれど全体像として、私はそんなこと知ってる。

私が見ているのはそこじゃなくて。
嘆きながらも、藻掻きながらも、方法が分からないながらも、どうにか軌道修正しようとジタバタしてるところなんだよ。

頑張ってるなぁって、応援したくなる。
過去の私を見ているような感覚もある。
そこを抜けて今の私があるから、彼もきっとそうなるという根拠のない確信がある。


ああ、そうか。
今の彼を通して、私は過去の私を赦してるんだ。

「ダメじゃないよ」
「頑張ってるね」
「偉いね」
と、彼に言っているようで、私は過去の私に言ってるんだ。


彼がどんなにネガティブな発言をしても、苛立ちや面倒臭さを抱かないのは、彼が私自身だからだ。
私が、過去の私を受け容れられる状態になったからだ。

今の彼を愛することは、過去の私を愛することになり、
今の私を愛することは、未来の彼を愛することになる。


なんだか、凄いことが始まったものだ。

このことを彼に伝えたとして、
彼は明確に理解はできなくても、
きっとぼんやりと理解できるだろう。

そういうところが、私は好きなんだよ。

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