今日の気分は? 202400824 No.295
今朝の京都は晴れです。1日を通しては曇りの予報です。午前7時の気温は28℃。日中は36℃予報です。雷注意報発令中です。
台風10号が発達しながら接近中です。
少し西に振ってから東に戻るようですね。東海から北信越直撃パターンかな? この進路予想だと日本全土に何らかの影響がありそうです。
週明けはご注意です。
テストケース6日目もたくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。
第2段階のテストが終了しました。
今日から第3段階のテストが始まります。
もちろん毎日お題は替わりますが、よろしくお願いいたします。
第3段階のテストは、フルのお題に対して、前半か後半かのどちらかを利用して新しい都々逸を創っていただくというものです。
※昨日のテストにご参加いただいた皆さんと都々逸の数々です。
都々逸の基本情報
文字数は 七・七・七・五 の26文字が基本です
前半の『七・七』と後半の『七・五』に分けます
第3段階のテストが始まっています
テスト内容は、フルのお題に対して、前半か後半かのどちらかを利用して新しい都々逸を創っていただきます
予定は3日間 (本日1日目)
お題は毎日変わります
投稿は下記別記事へお願いします (固定ページにしました)
テスト大会ですので多くの方に試していただきたいです。
よろしくお願いいたします。
「では話を続けよう。瀬織津姫は伊勢の内宮の別宮 (荒祭宮) に姉の荒御魂として祀られている。荒御魂はわかるか?」
「何となくですが。神様の荒々しい面を分けて……ということですか」
「まあそんな感じだ。神道の考え方なのだが、神の性格というか、在り方というか、力の見える化というかを言語化したものだと考えればいい」
「余計にわかりません」
「そうか? まず通常の状態を直霊という。これがニュートラルだ。そして本来の姿だ。人間にも喜怒哀楽の感情があるように、当然それは神にもある。普段は一つの神格だが、時にはその感情に応じて別人格を与えて、それに名前を付けたのが、和御魂と荒御魂になる。この二つは文字で大体の想像ができるな。和御魂は、和やかで優しくて温和な魂の力をいう。反対に荒御魂は、荒々しく勇猛で怒りや恐怖などの魂の力をいう。さらに和御魂から幸福をもたらしてくれるという幸御魂と、不思議な力を与えてくれるという奇御魂がある。それぞれが別人格になるから、それだけを祀る神社などが存在することになる。つまり、姉の恐ろしい部分を祀ったのが別宮で、具現化したのが瀬織津姫ということだな。その部分だけを切り離して祀るなんて、神としても理解に苦しむが、元々が神道の考え方だから、自然と受け入れられたのだろうな」
「君たち人間は不思議だと思わんのか?」
「不思議とか思う以前に、意味も先程の月様の説明で初めて知ったわけですし、全然注目してないポイントですね」
「なんか残念なことだな」
「伊勢神宮の別宮にも参拝者が絶えないんですよね? 荒御魂を拝んでるわけですよね?」
「そうだろうな」
「これは私見ですが、どうぞ鎮まってくださいという願いなら分かりますけれど、参拝者のほとんどはそうじゃないと思いますよ」
「そうなのか?」
「極端にいって神社に行ったら手を合わせ、そして願い事をする。どんな神様なのかってことは知ってても、荒御魂が何かってことは、よく分かってないと思います。具体的に言うと、本殿に鎮座されてる神様のお名前やご利益は知ってても、別宮や摂社、末社となるとよく分かりません。誰が祀られているのか書かれてない場合も多いですからね。でも、主祭神とまったく関係ない神が祀られていることはないだろうと思ってますよ。この神社に関係ある神様なんだろうなってくらいには思ってます。仮に天神社と書いてあれば学問の神様なんだなとか、稲荷社と書いてあればお狐さんで、商売の神様なんだなくらいは、誰でも分かると思うんですが、それ以外になるとどうかな? でもなんとなく拝んでますよ。少なくとも私はそうでした」
「何かホントに残念だな。我々はいくつもの名前を持っていることが多いから、人間にしてみればゴチャゴチャしてて訳分かんないんだろうな。というか、さっき竹本が言ったことが人間の本質なのかもしれないな。神社に行ったら手を叩いて願い事をする。そこにいるのがどんな神なんだとか、その神がどういう経緯で皆に祀られるようになったかとか、興味のある人は調べるのかもしれないけど、そうでない人はどうでもいいんだろうな。意味をちゃんと知ることなく自分の願い事のために拝むってことか。ほんとに残念だよ。残念で仕方ない。だから気分転換に雷落としていいか?」
「だから、室内ですって。外でやってくださいよ」
「雨降ってるからヤダよ」
「龍神が雨に濡れるの嫌がるんですか? その方が残念ですよ」
「だってさ、服重くなるしさ……」
この龍神やっぱり変だ。雨に濡れるのが嫌な龍神なんか、飛ぶのが嫌な鳥とか、泳ぐのが嫌いな魚みたいなもんだろ? ただの蛇か?
「脱線しているようだが話を続けるぞ。瀬織津姫だが、他にも水の神なので龍神であるという話や、饒速日命の妻であるという話や、インドの神である弁財天だという話や、伊勢神宮・内宮の別宮ではなく、外宮の豊受大神がそうだという話まである」
「有名な名前がいくつかありましたけれど、それが一柱の神様だってことですか?」
「同一視されている神は他にも数多くいる」
「まだいらっしゃる? それらをすべて兼任されているとすれば、大忙しでしょうね」
「有名なところでは、宗像三女神の市杵島姫や木花咲耶姫、弟橘姫、菊理姫、珍しいところでは罔象女神など、この神は変装の達人かと思うほどに幅広く本当に多い」
「なんか収拾がつきませんね」
「私は貴船にいるんだから探してみてもいいんだけど、なんか怖いよな」
「そうだな。でもやはり、あの峻烈なまでの清浄さは、瀬織津姫といわれて納得できる。しかし、人間の参拝に障りがあるのはちょっと困るな。一度話しができるといいのだが」
「お会いできる方法はないんですか?」
「摂社や末社で祀られていることが多いから、そこから呼びかけて見るということはできるはずだ。またはここに龍神がいるんだから、水の神の絡みで探してもらうという方法もある」
「全然面識はないぞ。龍神会でも彼女の話は出たことがないと思うが」
「龍神会ってなんですか?」
「そのままだよ。龍神の集まり」
「そんなのがあるんですね。ヤバい人の集まりかと思いましたよ」
「良く間違われるんだ。改名しようって話もあるんだけどな。私たちの方が先だろうって話もあって、なかなか決まらないんだよ。何故我々が人間に譲らなければならないって、頑強に言い張る神が意外に多くてさ」
神の世界もお困り事や悩み事が色々あるようだ。人間と変わらないよな。それにしても人間世界に影響が出るほどの気を出す神がいるなんて、神はやっぱり神でスゴいんだな。
つづく
敬愛するカンナ隊長が長くて難しい大祓詞を見事に唱えてらっしゃいます。上級者ですね。ですが、初めての方では正しく読むことすら叶いません。
因みに冒頭部分はこんな感じ。
難しいでしょ? まずは基本中の基本の祝詞をご紹介しましょう。
祓詞
掛けまくも畏き 伊邪那岐大神 筑紫の日向の橘の小戸の阿波岐原に 禊ぎ祓へ給ひし時に 生り坐せる祓戸の大神等 諸々の禍事・罪・穢 有らむをば 祓へ給ひ清め給へと 白すことを聞こし召せと 恐み恐みも白す
神社詣でをされる方が結構いらっしゃいますよね。まずはこの祝詞を覚えてみてはいかがでしょうか?
◆新規掲載の企画
9/1まで
◆近々最終日を迎える企画
8/24夜まで 本日最終日です。
8/24のみ 投稿日は本日のみです。ご注意ください。
8/25 23:59まで
8/25まで
8/25まで
8/25 23:59まで
◆最終日までしばらく時間のある企画
8/31 23:59まで
8/31まで
◆最終日までずいぶん時間のある企画
9/1まで
9月末日まで
2025/7/5まで
期限のある企画でお薦めがあれば教えていただけると有難いです。
よろしくどうぞ。
今日はリクエストにより、モダンジャズをお届けします。
1曲目は MILES DAVIS の Bags' Groove 。
マイルス・デイヴィスは、「モダン・ジャズの帝王」と呼ばれるジャズトランペット奏者、作曲家、編曲家です。ジャズの巨人の一人として、ジャズ界を牽引しました。この曲は1957年にリリースされたアルバムの収録曲です。
タイトルにある Bags は Vibraphon 奏者の Milt Jackson のことです。
2曲目は SONNY CLARK の I Didn't Know What Time It Was 。
ソニー・クラークは、主にブルーノートから作品を発表したジャズ・ピアニストです。彼はサイドマンとしても重宝され、多数のアルバムに参加しました。1963年、ヘロインの過剰摂取により31歳で亡くなくなっています。この曲は1957年にリリースされたアルバムの収録曲です。
3曲目は STAN GETZ の That Old Feeling 。
スタン・ゲッツは、ジャズ・ミュージシャン、テナー・サックス奏者です。ジャズ・テナー・サックス奏者の中ではトップ・クラスであり、時代ごとの名演奏で人気を博しました。クールな演奏をモットーとする反面、ドラッグ欲しさに逮捕されたこともあります。この曲は1957年リリースの曲です。
お気に入りの曲のリクエストやこういう特集を組んでほしいなどがあればコメ欄にお願いします。ジャンルも問いません。
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