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54字の不埒な昔話

久々に54字の物語に挑戦してみた。ちょっと昔話風に。

①誰もいぬ間に


②サン・ピー


③お連れ様って?


④絶倫?


⑤婆さん亡くなってたんだ


⑥遺産が 違う 胃酸が多かったのね


⑦皆さん痛そう。でも一人だけ・・・


爺ちゃんは山へ柴刈りに、婆ちゃんは川へ洗濯に、父ちゃんは海へすなどりに、母ちゃんは隣のオヤジと何をするやら。

  1. 爺ちゃんは山へ柴刈りに、婆ちゃんは川へ洗濯に、父ちゃんは海へすなどりに、母ちゃんは隣のオヤジと何をするやら。

  2. 昔々その昔さらに昔のずっと昔、爺さんと婆さんがいました。何をするのか父さんと母さんと隣の若奥さんもいました。

  3. スズメ、スズメお宿はどこじゃ。こちらでございますが、まずは前金でお支払いを。若いお連れ様ももうお着きですよ。

  4. 白雪姫は毒リンゴを齧り永遠の眠りの中で王子様のキスを待つ。その間に七人の小人たちは順番に何度も想いを遂げた。

  5. 花咲か爺さんの飼い犬の「ここ掘れワンワン」は危険のサイン。大判小判より先にすぐに婆さんの骨を見つけてしまう。

  6. 赤ずきんは狼に食べられてしまった。偶然通り掛かった猟師が狼の腹を裂いてみると、半分溶けかけた赤ずきんがいた。

  7. お爺様は山へしばかれに。お婆様は川へどつかれに、お父さまは海へなぐられに、お母様は隣のオヤジに尻をたたかれに。

この辺りで止めておきましょうね。


#54字の物語 #不埒 #昔話


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