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貴船・鞍馬行

昨日の京都は37℃予想。
さすがにそこまでは高くならなかったようですが、36℃は超えたようです。
そんな気温予測を見て、京の奥座敷、または避暑地と呼ばれている貴船に行ってきました。
さすがに川沿いは涼しく気温も低く感じました。
日向でも実際に街中と比べると2~3℃程度低く、過ごしやすい。
と思ったのは一瞬で、良く晴れて、空気も澄んで、直射日光が強く、蒸し暑さはないものの暑いと感じることもしばしば。

貴船神社の本宮→奥宮→中宮(結社ゆいのやしろ)の参拝順も無視して下から順にめぐり、経験から絶対に涼しいと思える川床で食事もしたかったのですが、まだ準備中で断念。
アユの塩焼き食べたかったなぁ。

準備中 でした…。

本宮の境内にある末社の牛一社うしいちしゃの説明には「丑の刻参りは有名」の文字。
丑の刻参りの本場であることを改めて実感しました。
今でこそ夜になってもあちこちに電灯などもあるでしょうが、その昔は電車もバスもなく、もちろん車もなく、ただ山道が延々続くだけだったでしょうし、人に見られては行けないそうなので籠なども使えませんし、七日間も続けなければ成就しないなんて、ほとんど自殺行為ですよ。
そのパワーを他に使えば、何でも出来そうに思うのですが、恨みとはそれほどに深いものなのでしょうか。

そして鞍馬寺へ。
本来であれば、バスで貴船口まで戻り、叡山電車に一駅乗って鞍馬で降りるのが楽でスタンダードなのでしょうが、電車やバスの待ち時間も含めると意外に時間が掛かり無駄も多いので、今回は鞍馬山西口から入山することにしました。

地図によると貴船神社から鞍馬山西口経由で行くと鞍馬寺奥の院魔王殿まで約600m弱。
これなら楽勝と思ったのも束の間。
延々幅や高さの違う階段状の山道で、しかもずっと登り。
何とか辿り着いたものの、汗でベタベタ、呼吸はゼーゼー、血圧上昇で途中でフーっとなりながらも辿り着けたので、無謀とは言ってほしくありませんが、少しは年齢を考慮しなさいと自分なりに反省です。
だって、地図は平面でしたから、と定番の言い訳で誤魔化してしまいましょうか。

義経が八艘飛びの練習をしたとされる木の根道

貴船神社で偶然お知り合いになった、東京から旅行に来られた私の半分くらいの年齢(失礼かも?)の女性に「西口からなら早いですよ」と教えたのは失敗だったかと思っていると、西口からの道を上って来られて、奥の院で再合流。
少し長めのスカートを履いておられたのに健脚にビックリでした。

鞍馬寺の花手水 シンプルで素晴らしい

東京から来られたこと以外、お名前も何も存じ上げませんが、どうぞ良い旅をお続けください。
そして無事にご帰宅されますように。

少し街中に戻ってくると、ムッとした暑さが。
汗だくにはなりましたが、やっぱり涼しかったんだと改めて思いましたとさ。
三羽 烏

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