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救急車よぶ?よばない? 家族の突然の異変で困ったら相談できるところ 

家族の突然の異変に「救急車よぶ?それとも車で病院につれていく?」と迷ったことはありませんか?
わたしは夫が脳梗塞を発症した時、初動に悩み、後悔しました。

今回の記事は、救急車を呼ぶか呼ばないかで困った時に、無料相談できるリソース情報です。一緒にいる人の様子が突然悪くなったとき、居合わせた人に後悔しないでほしいと言う思いを込めました!


わたしの行動(参考にならない例)

6月はじめの休日の午後、うとうとしてたら家族の叫び声で叩き起こされました。
ー 家族「ろれつがまわらない感じがする」
ー 私 「まわっているけど…(え、ろれつはやばい)」「他の症状は?」
ー 家族「後頭部が重い感し、ふらつく、少し力が入らないかも」
ー 私 「吐き気とか、しびれはない?(とにかく病院!)」
ー 家族「ない」

わたしの行動その1:躊躇

今思えば救急車を呼ぶべき症状でしたが、突然のことで頭が回らず、頭をよぎったのは、叫ばれる『救急車の適正利用』や近所の目。そして躊躇してしまいました。
近くの市立病院に電話をしたら、当直看護師さんから「休日で脳神経担当はいないのでみれません。救急車?呼んでいいと思いますけど…。多分、〇〇病院に行くことになると思います。連れて行く場合は事前に電話したほうがいいです。」と伺い、またもや躊躇したのでした。

わたしの行動その2:自家用車で病院につれていく

教えてもらった病院へ私の運転で家族を連れて行きました。
その結果、小脳梗塞と診断され、夫は3週間の緊急入院となりました。
この日は豪雨で、その中を少し歩かせてしまい、私のポンコツ運転で病院到着まで不安にさせたことなど悔やまれます。
昔看護師として働いていたこともあり、発症から病院に行く判断は早かったものの、”どう行くか?”の経験はなく、横になって安心して迅速に運んでもらえる救急車を呼べばよかったと後悔でした。

困った時に相談できる資源

1.困った時の救急安心センター事業(#7119)

急な病気やけがをしたときに、「救急車を呼ぶべきか」、「今すぐ病院に行ったほうがいいのか」などで迷ったときの相談窓口として、専門家から電話でアドバイスを受けることができる仕組みです。もしすぐ相談できたら安心しますよね。
(詳細はこちらの公式HPをご覧ください

全国30地域で実施されていますが(令和6年7月現在)、私が住む静岡県では2024年10月から導入が検討されており、いまはまだ携帯からつながりませんでした。
みなさんのお住まいの地域はどうでしょうか?
確認しておくといざという時に使えるかも。

出典:https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/appropriate/items/appropriate006_01
_kyukyu_anshin_01.pdf


2.全国版救急受診アプリ (Q助)

こちらも総務庁消防庁によって作成された、緊急時に適切な医療機関を迅速に見つけるためのアプリケーションです。救急車を呼ぶべきか、または自分で病院に行くべきかの判断を支援するために設計されています。
当時の状況を入力してみると、すぐに以下の結果が表示されました。
やっぱり救急車呼ぶべきだったなあ…。

出典:Q助アプリの結果の画面表示のスクリーンショット

(詳細はこちらの公式HPをご覧ください)


3.ファストドクター

全国の医療機関から構成されている時間外救急の総合窓口(プラットフォーム)。
#7119 (救急相談電話)に繋がらない時に利用したい緊急相談窓口(無料)として紹介されていました。

#7119に繋がらなくてお困りなら
何度も#7119に電話したが繋がらない
救急車を呼んでいいのかわからない
そんな方はファストドクターの24時間医療相談窓口にお電話ください。

#7119と同様に「救急車を呼んだ方がいいのか」「様子を見て大丈夫なのか」などのご相談に無料で看護師が対応します。

まずは自動音声で[2]を押し、現在の症状を看護師に伝えください。

出典:ファストドクター: https://fastdoctor.jp/columns/7119-emergency-call

私が電話をした時は、自動音声で「2」を押した後、音楽が流れて 1分経ってもつながらずでした。忙しいかったのでしょう。


まとめ

病院に行くかどうかの判断、救急車を呼ぶかどうするかの判断は、難しいことだと思います。ここ数年毎年のように夫が入院し、その度にああすればよかった、こうすればよかったと思う日々です。そんな経験があっても、いざ救急車を呼ぶことは躊躇してしまうものでした。
相談できるリソースを知っておくと役に立つと思います。

#7119は 、全国どこでも対応しているわけではなく、対応地域でも、対応時間が限られていることもあるようです。つながらない時は、「Q助」アプリが参考になりそうでした。上に書いていませんが、子どもの急な病気に関する相談や受診の必要性を確認するためには、♯8000に相談できます。

いずれも多言語対応はないので、外国籍の方にはこちらのページをご紹介ください。日本語が分からない人でも周りの人が知っていれば教えることができます。

東京都多文化共生ポータルサイト (詳細はこちらの公式HPをご覧ください

いざという時にスムーズに対応できるように。
ほかにも頼れる窓口情報があれば教えてください!

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