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グリーン🌿

5月が近くなってくると
新緑がキラキラしてくる。
そして、この季節のウォーキングの時、
何気に頭の中に流れてくる歌がある。

皆も1度は、
聞いたことがあるんじゃないかな?

私の世代は、学校の音楽の授業などで
この季節になると歌っていたんだ。
そう!
「グリーングリーン」だ!
子供の頃は、爽やかに歌っていた。
弾むようにゆらゆらと、左右に少し揺れたり
しながら、皆のりのりだった。


でもね、大人になるとちょっと
捉え方が変わった。
歌詞の意味を考えるようになった。
グリーングリーンは、ちゃんと聞くと、
歌詞がとても切ない。
この世に生きる喜びと
悲しみがある事をお父さんに教えてもらい、
そのあとに
実際に自分でも現実の中に悲しい事があると
身をもって知っていったりする。

そして、
ラストで、お父さんがいなくなってしまう。
どうして、そんなストーリーになったのか
お父さんは、どこへ行ったのか。
謎は深まるばかりだ。



海外の歌詞は、日本と
また少し違っているとのこと。
日本の歌詞は、オリジナルのものに
なっているそうだ。
父と子の歌を作りたかった作家の方の
思いがあったよう。


その男の子はお父さんが
もう、戻ってこないことを悟っている。
お父さんが話したことはあとになって
本当の意味が分かるだろうって
言ってる。

そんな切ない気持ちを抱えながら
男の子は、軽やかに歌ったのだろうか。
子供には、分かりきれない事情が大人にはある
のかもしれない。
だけど、悲しみで胸がいっぱいになったはず。
いっぱい、春の空や新緑をみながら
考えたのだろう。
悩んだ末に、もう少し大人になったら、
みえてくる答えがあると思えたのかな。


グリーングリーンの男の子に思いを馳せて
いると、歌詞の中の言葉の意味も考える。

歌詞の中に
緑が萌える
とあるんだけど、どんな感じかな。

萌えるを調べてみると
新しい芽がでること
と書いてあった!

これかな?
これもそうかも!
と写真を撮りながら散歩する。



5月は新緑の季節だからと
緑に注目してると
エネルギーをいっぱいもらえる
素晴らしい時間にもなる。

本当にね
グリーンたちが、
キラキラ輝いているんだよ。



爽やかな気持ちになれる。
だけど、ふと、
また思い出す。
実在した訳ではないかもしれないが
憂いも抱えた男の子。
きっと、優しい男の子。


こんなキラキラした季節に
暗い気持ちにならないように
切なさも抱えながら
お父さんへの思いを歌ったのかな。

皆が笑い合えるような世の中になることを
願ってやまない。


グリーングリーンの
男の子の気持ちを
今年もまた、想像している。


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