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フラッシュ フィクション

お久しぶりですー。
ちょっとだけ面白い話があったので
お話していきます。
少し前、話題になっていたんだけど
外国でシックスワードノベルといって
めちゃくちゃ短い物語がある。
6つの言葉からできる物語。
それは、6つじゃないものもあって
全体をフラッシュフィクションというらしい。
けっこう昔から、あるようだ。

ちょっと興味深いよねー!
たとえば
「売ります、赤ん坊のくつ、未使用」

これだけで物語なんだそうだ。
そこから、想像するストーリーは
人によって変わっていく。
ある人はイメージする。
待望の赤ちゃんが生まれて
浮かれて可愛い靴を買った夫婦がいたと。
だけど、いろいろあって
残念な結果になってしまい、落ち込んでいたが
ある時、誰かにつかってもらおうと決意して売ると決めた話を想像したりしている。
でも、そうではなくて
今までは言いなりになってて
何も言い返せなかったお嫁さんが
もう押し付けられるのは嫌だと
これからは母として強くなろうと決めて
義理のお母さんにもらった靴を
売る。そこからスタートしようって
話を想像する人もいる。
私は、友達の出産祝いで買ったけれど
直前に喧嘩してしまい、とうとう
その靴を赤ちゃんが履ける時期がすぎて
しまったので売るとかを想像した。

ほかにもある。
「ゴミ箱の中にブーケをみつけた。」

これで物語なんだ。
ゴミ箱はどこのゴミ箱なんだろう
街中なのか、お家の中なのか
結婚式場なのか?
捨てたのは誰なんだろう?
新婦に悲しいことがあったのかなとか
ブーケトスを受け取った彼女が
だんな様の昔の彼女だったのかなとか
ブーケを女性にプレゼントしようとした彼がいたが
他の男性とディナーにいくところを目撃して
しまったとか
アレンジメント教室でひどく先生に怒られて
落ち込んで帰ったときに何もかも嫌になって
捨てたとかね。
いろんな話をそれぞれ1人1人が想像していく。
正解があるわけではない。

ほかにもある。
「時間はおわった。昨日で。」

というフラッシュフィクションもあった。
なんの時間がおわったのかな?
地球の時間の概念がなくなったのか(◍ 'ᵕ')?
自分の人生の時間がおわったのか?
終わったのに呟いてる人は人間なのかな?
ちょっとSFよりに私はなってるけど
色々、想像するよね(*´֊`*)

あとね、
「コンピュータ、僕たちはバッテリーは
もってきたかな、コンピュータ」

これで物語。
コンピュータと冒険してるんでしょうか?
それとも仲間といるんでしょうか?
何のバッテリーなんだろう?
コンピュータのバッテリーなのかな?
これからミッションがあるんだろうか?

あとは
「高くつくぜ、人間のままでいるっていうのは…」

どういう状況だろう。
人間のままでいないという選択もできるんだろうか?未来に何かあって、それを知ってる人間が
予知してくれてるのか?
それとも、物価高や高齢化社会を単に憂う言葉なのか…。いろいろ想像がふくらみます。


あと、ショートストーリーではないんだけど
Xでこの前
「XがTwitterを開こうとしている」
という画面になったというポストをしてる
人が軽くバズっていた。
みんな、Xが自我をとりもどし
本来自分がTwitterであることを思い出し
敵と戦おうとしているとか言って
盛り上がっていた( ¯ᵕ¯ )
想像力たくましくて
みんな面白いなと眺めてました。


たった短い言葉たちから
溢れてくるストーリー
その人の「今」によっても
想像するものは変わってくる。

そんなフラッシュフィクション
ちょっとオススメだよー!

想像力を楽しく使って
生活を豊かにしていきたいねー☺️👍



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