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『うちの子天才かも!?』は当たってる?

親なら一度は「もしかしたらうちの子天才かも?」と思ったことありますよね。それ、あながち間違いでもないみたいです。
私も我が子は天才かもと思ったことはありますし、0歳の孫もこの子は天才!と日々思って見ています(笑)

最近何かの記事で『赤ちゃんは皆天才である。そして凡人へと育てあげていく。』というのを目にして驚愕した。私はなんてことをしてきていたのか。

アメリカの思想家で建築家の
R.Buckminster Fuller(バックミンスター・フラー)も
【Everyone is born a genius, but the process of living de-geniuses them.
誰もが天才に生まれつくが、生きる過程がそれを奪うのだ】と残している。

0歳の赤ちゃんはチャレンジ精神にあふれています。気になる物に手を伸ばし欲しい物に近づこうと進んで行き転んでも立ち上がることを諦めない。
「ちょっと無理かも」「出来ないかも辞めておこう」と考えている様子は少しもありません。出来ない事が悔しくて想いがあふれ出して泣いてしまうことはたくさんありますがそこに諦めるという選択肢はありません。

では、なぜ諦めてしまうようになってしまうのでしょうか。
察しの良い方はもうお気づきかもしれませんが…

大人によってチャレンジの機会を奪われる。
失敗を必要以上に責められる。
周りに合わせることを求められる。
このようなことを積み重ねながら年齢を重ねていくことで
天才達は次第に凡人となっていくのではないでしょうか。

【自己肯定感は6歳までに9割が出来上がる】とも言われています。
保育士として現場で働いていてこの言葉の重さを肌で感じます。
発語が少しずつ出てくるようになる頃には動きも活発になり好奇心も旺盛になります。もちろん危険を伴うことや相手に危害を加えるような行動は制止しなくてはいけませんが必要以上に行動を制限してしまうことが昨今非常に多いように感じます。また、子ども達にとって親は絶対的な存在ですし親が思っている以上に子ども達は親のことを愛しています。そんな大好きなお父さんお母さんにいつでも一番に愛してもらえるようにちょっとだけ無理をしてしまっている子もいます。

「この子にはのびのびと自由に自分の人生を楽しんで生きて欲しい。」
この世に誕生したばかりの我が子を見てそう思ったはずなのにいつからか周りから逸脱しないことを求め、本人がやりたいことを止め、無難な凡人を求めるようになってしまったのだろうか。
幸いにも私は今それに気づき猛省し態度や言動に加えて考えた方も改めるよう努めています。
もし、今これを読んで私と同じように猛省している方も遅くはありません。一緒に我が子の輝かしい未来の応援団長になりましょう。
そして「ほら、やっぱりうちの子天才だったでしょ。」と心の中で叫びましょう。







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