節分と子ども食堂と空振のお話

2021年2月5日OA
宮崎サンシャインFM( http://www.sunfm.co.jp/)
 from MORNING(月ー金 8時ー11時)
金曜コーナー 「美和と淳子の防災トーク」
日曜午前10時ー30分番組「美和と淳子の防災トーク」でもOA

美和:「美和と淳子の防災トーク」のお時間です。

防災士、防災コンサルタントmamoruwa代表 黒木淳子さんです、おはようございます。

淳子:おはようございます。

美和:よろしくお願いいたします。

淳子:よろしくお願いいたします。

美和:2月ですよ。

淳子:2月になりましたね。

美和:(笑)

淳子:1月終わっちゃいましたよ、もう。

美和:本当!?何だろう…年は変わったとはいえ、暦の上では節分からの立春でマジで新しい季節になってしまっています。

淳子:本当ですよね、毎年言いますが早いですね。毎月言ってるか?

美和:です。

淳子:節分って何かされました?

美和:いいえ、うちはストロングスタイルで子どもの頃は恵方巻きやってないからやりませんスタイルでお届けしています。(笑)

淳子:(笑)

美和:何の強気や!?みたいな。だってなかったもん。そっか、淳子さんのところはあった?

淳子:豆まきはしましたね、恵方巻も食べてた。

美和:やっぱり土地柄があるのか…。

淳子:宮崎って食べてなかったんですか?巻きずし。

美和:…うちはなかった(笑)

淳子:横山家だけじゃなくて!??

美和:本当?うちだけかな?榎本さん(番組スタッフ)のところ恵方巻は?ないってほら~。

淳子:ええ!?

榎本:最近。

淳子:そうなんだ!?

美和:商業主義ですよ。土用丑の日にうなぎ食べるのも広告戦略の一環ですけど。

淳子:いや、バレンタインデーもそうですよ!お菓子メーカーさんのね(笑)

美和:だからよ。

淳子:(笑)

美和:節分もマーケティング乗っかっているわけではなく(笑)

淳子:そうなんだ、違うんですねー。

美和:その地域に合ったものでこれは良きと思って乗っけたのかな?コンビニか、もしかして…分からない!

淳子:あーそうかもしれないですね。

美和:まあいいんです。召しあがれば良いと思うけどうちは多分食べきれない(笑)
でも奇しくも偶然だけど レタス巻きを頂きました(笑)
普通にめちゃくちゃしゃべりながらおいしく頂きましたという感じです

淳子:もういいです、それが健康になる証拠だと思います

美和:(笑)月日が過ぎるのは早いものでというぼやきは良しとして。
淳子さん今日スタッフTみたいなの着てるんですね?

淳子:そうなの。私は宮崎市の子ども食堂のコーディネーターしてるじゃないですか。それのポロシャツ作ったの!地域のちゃぶ台プロジェクトといって!

美和:(ロゴが)「wi-fi入ります」な感じの図ですけど…?(笑)

淳子:そう。実はそれをちょっと意識しててこういう子ども食堂スポットがいっぱい増えればいいなと思って。

美和:なるほど!

淳子:そうなんですよ、地域のちゃぶ台プロジェクトっておうちでちゃぶ台を囲めないのであれば地域で囲もうぜ!というところからこれをつけたんですが。
この緑色のおばさんが歩いていたら私と思ってください(笑)

美和:(笑)メールが来てますよ、淳子さん。
ラジオネーム、※ダーさんです。

投稿:昨日…今この放送中でいいますと、2月4日の木曜日を昨日といいますが、きのう夕方のニュース番組にわれらがずんこさんが!

美和:「あっ、ずんこさん!」と言っちゃったらしいですよ。

淳子:(笑)

投稿:それを聞いた隣にいるお友達が「…誰?」って前回も同じことがあって誰?と言われたので今回は「…だから誰?」って(笑)。重ねてどなたですか?的に。

淳子:(笑) ですよね。

美和:なので、「お耳の知り合い」と答えてくださったそうです!

淳子:ありがとうございます。

美和:ダーさんありがとうございます。完全に顔と名前と一致してるわけですね、ダーさんの中では。

淳子:そうですね。そういう方はいらっしゃいました、そういえば。昨日のちょっと夕方にお目々に触れるようなことがございまして。

美和:でも淳子さんって防災はもちろんですけども、地域の自治会、町内会的なこともされているし、子ども食堂の活動もしているし、何ネタで登場したんですか?

淳子:昨日は子ども食堂ネタ。

美和:おおー…。

淳子:また3月に入ると防災で3.11があるので、またどこかでお目にかかるかと思います。

美和:確かに。えっ!?3.11…10年ですよね?

淳子:そうですよ!2011年だったので。

美和:ですよね。

淳子:もう10年なんですよー。

美和:新燃(2011年1月霧島・新燃岳で爆発的噴火)から10年だからそうですよね。

淳子:同じ!私も10年って何かね!と思いながら。

美和:確かに。3月にまた語ってもらいますがその子ども食堂はどんなお話だったんですか?

淳子:昨日は宮崎市内のカフェを経営されている飲食店さんが、「営業時間内であればもしお食事に困った子がいたら食べに来ていいですよ」という子ども食堂をオープンしてくださって、これってやっぱり飲食店さんならでは、というか、なかなか地域の公民館で昼間そういうことができるわけではないので、そういった飲食店さんが増えるといいなということで宮崎発だったのでちょっと取材していただいたところで、私もちょっとコメントを述べさせていただきました。

美和:例えばそういうカフェだったり喫茶店さんだったり飲食店が子ども食堂と提携する時って何か要件とかあるんですか?こういうことが必要ですよとか、届け出とか?

淳子:特段届け出はないです。そういったものはないので、ただやっぱり「子ども食堂って何のためにあるのか」という私の懇切丁寧な説明を聞いていただくくらいです。

美和:なるほどです。どういう主旨があって、どんな思いがやっているかというのを賛同してくださる方とだんだんお仲間になっていくみたいな?つながっていくみたいなイメージですか?

淳子:そうです。そこってすごく大事なところなので、皆さまにはそこをご理解いただいた上で子ども食堂ってやっぱり子どもたちのために支援をしていただくというところでやっていただいていいます。

美和:そういう協力してくださる方が、何か一緒に手をつないでやりたいなという方と話す時ってどういうことを一番大事なメッセージとしてこういうふうな気持ちで一緒にやりましょうって淳子さんは話すんですか?

淳子:やっぱり子どもが真ん中にいるということかなと思っています。
私はいつも子ども食堂さんの一般の方でも作られる方にお話するのが、ちょっと厳しいかもしれないですが、「作ったからにはやめないでね」という話をしていて、せっかく子どもたちの本当に自分たちの行ける家でもない学校でもない場所といって、地域のおじちゃん、おばちゃんだったりお兄さんお姉さんがいたりとか、もちろん飲食店さんも地域の顔見知りになっていったりという中でやっぱりそういった気持の寄り添う場なので、作るのも大人の都合で作るけれども、やめるのは逆に言うとそういった物がなくなっても、地域のコミュニケーションができるよというところだったらいいんですけども、なるべく長く続けていけるように。
なので、無理をしないでやっていってほしいなということをお伝えするために、もうできることをできる範囲でいいので、ちょっと子どもたちに気持ちを寄せていただくことが大事という話をさせていただいています。

美和:続けるって一番力がいるというか、労力がかかったり、すごく責任を持てないとできないような感じがしますね、やりきるって。

淳子:そうですね。継続って一番本当に難しいところで、やる時はいいですけどもそれをやっぱり3年、5年、10年続けていくということが本当に大変なことだと思うんですが、その辺りも私たちもいますし、ずっと今まで子ども食堂をされている先輩方もいらっしゃるので、そういった意見交換の場とか設けて、みんなどうやって乗り越えた?みたいなこととかも話し合う場を設けたりとかしているので、みんなで協力しながら盛り上げてやっているところです。

美和:子ども食堂でのコロナの影響はどうですか?

淳子:やっぱり子ども食堂は三密がいいところなんですよ(笑)。しゃべって、食べて、騒ぐというのが子ども食堂の良さだったので、それが今できないということです…が!しかし本当にちゃんと安全にそういう三密対策もしながら、感染対策もしながら開催するという私たちでガイドブックも作りましたので、それに沿って今緊急事態宣言が7日で切れるということだったので、その後また再開をしてくということで、しっかりと感染対策をして開催をするということをやっています。

美和:とにかく子どもを真ん中に考えるということでいうと、ずっと温かい眼差しを途絶えさせないみたいなふうに。そしてまた喫茶店さんと飲食店さんと提携してやっていくというのはまた新たな試みとして期待できそうですね。

淳子:そうですね、そういったところがたくさん増えると、「今日ここのお店は休みだけどあっちのお店は開いてるよ」とかそういった形でいろんなところに支援の輪が広がるのかなというふうに思っています。

美和:はい!後半もお話を伺います。
さあ、メール頂いたダーさんのリクエストをお届けしたいと思います。“ヒデとロザンナ”ってご存じですか?

淳子:何だったけ?聞いたことある!

美和:デュオみたいな(笑)…それの「真夜中のボサノバ」というナンバーがあって、私はイベントで宮崎のミュージシャンの方と一緒に余興みたいな感じで歌ったことがあったんですけど、由紀さおりさんがピンクマルティーニというアメリカのバンドがあって、そことコラボしていろんな楽曲を歌うアルバムがあるんです。
それはなぜかというとピンクマルティーニの中にジャンク屋さんって各国のいろんな古い中古レコードを探すのが大好きな人がいて、アメリカのとある田舎のレコード屋さんで古いレコードを見ていた時に由紀さおりさんのずっと「るーる♪」というやつ(笑)

淳子:(笑)

美和:何とかのスキャット(※=「夜明けのスキャット」)を発見して、「この楽曲は格好いい!!」というので日本に連絡して由紀さおり&ピンクマルティーニというアルバムができたという経緯があるんですが、その中でこのヒデとロザンナの「真夜中のボサノバ」をカバーしているという、長い割にはとくに何も身もない情報でごめんなさい。

淳子:(笑)

美和:ただこの曲が好き!という。

淳子:なるほど。

美和:何とも言えないムードがありますので…淳子さんちょっと一緒に聞きましょうよ。
ラジオネーム、ダーさんからのリクエストです。ヒデとロザンナ、「真夜中のボサノバ」


※ここから後半【10:38】

美和:「美和と淳子の防災トーク」後半です。引き続き黒木淳子さんです、お願いいたします。

淳子:よろしくお願いいたします。

美和:真夜中のボサノバ♪

淳子:(笑)

美和:ヒデとロザンナ♪

淳子:すっごく独特だった!

美和:最初のスキャットがね、シャバダシャバダ♪って(笑)

淳子:(笑) あれ?美和さん練習してませんでした?

美和:これは前にイベントでやったから。スキャットはジャズのリズムワークで練習をしてたよ。

淳子:やってたね。

美和:リズムのワークショップとかですね、東京に先生がいて、宮崎に来てもらったりとかですね。
そうですよ!全然あれは去年の1月だったかな?ギリギリできた感じが、ガラッと変わりましたね、ご時勢が。

淳子:本当ですね。

美和:さて、後半ですが、お話。
今朝のことですよ。私はすやすや寝入っておったから気が付かなかったよ。

淳子:あら?結構朝方ね、うちは連絡きましたよ「あれ、何?」って言って。

美和:揺れたんですよね?

淳子:そうです。結構窓ガラスがガタガタガタッと朝方4時24分ですけど、空振(くうしん)がありました。私もこの時にバッと起きて、「地震かな?」と思ったら電気が揺れてなかったので「あ、空振だな」と思って方向的に新燃か桜島かと思って、すぐライブ映像を確認して桜島だったということがあって、桜島が噴火したら宮崎市内までこの空気の圧が来るわけですよ。

美和:本当ですね。

淳子:火山の噴火ってすごい威力だなって朝から思いながら見ていたところだったんですけれども。

美和:爆発があって、有色煙って見える煙が2,000メートルまで上がったということですね。空振計で20~32Pa(パスカル)を観測した。

淳子:鹿児島の方はやっぱり大きかったみたいだったので、結構気づいた方いらっしゃいまいたね。私もちょっと朝方に鹿児島の方とお電話をして話を聞いていたけど、相当な揺れだったということで、でも向こうの方は慣れていらっしゃって、「あ、何かまた爆発した」という感じだった電話したら。

美和:これ気象庁の火山に関する情報の詳しいものを私も初めて、いつも淳子さんから教えてもらうんですが、生のデータを見ているんですが、弾道を描いて飛散する大きな噴石という項目が(笑)

淳子:はい。

美和:だからバーン!って煙が2キロくらい上がる中で大きな石がありますよ。その石が飛んだのが5合目まで落ちてきた。南のほうの山頂のから吹き出したんですが、そこから1~1.3キロのところまで噴石が飛んできて、煙の量はやや多量で…びっくりしたのが今年22回目!

淳子:すごいですよね。

美和:よくウィンタースポーツ的なものとか雪とかは冬の現象って「今シーズン」とかいうじゃないですか。冬が始まってからの…ですが、今年22回目!2回言いましたけど、どういうことでしょう!?淳子さん、これは。
2021年になって桜島はもう22回もフンッ!!ってなってるということですよね?

淳子:そうなんです。それだけ桜島って生きてるということなんですよねー。本当に私たちは本当に身近に桜島ってちょっと先だから、そこまで身近でもないか…でもその近くにそういった生きている火山、今ちゃんと動いている火山があるということ。新燃岳も霧島連山ももちろんそうですけども、知っておいていただきたいな。
先週新燃岳から10年というお話をして、「皆さん火山に気をつけようね」という話をしていたんですが、また今日もそういった空振があったので、今一度また皆さん考えてもらいたいなと思います。

美和:はい。

淳子:やっぱり鹿児島の方ってちゃんと上手に火山と向き合って生活していらっしゃるなというのはすごく思っていて、洗濯物を外に干さないとか、マスクもコロナ以外でも皆さん常時されているし、学生さんはヘルメットで通学はされていたり、やっぱり常にちゃんと噴火と向き合いながら生活されているところはすごく感じていて、そこの危機意識はちょっと違うかなと思うので、隣の県ですけれども、私たちも気を付けていきたいと思います。

美和:そうですね、見習いたいというか、学べるものはたくさんあるのかなと思います。
ちなみにこの今日話したこの生データを初めて見たというものですが、この火山に関する情報ですが、ホームページで一般に公開されております。

淳子:そうなんです。

美和:気象庁のホームから選べるところの「各種データ・資料」を選んで、火山に関する情報に。なかなか知らないとたどり着けないかもしれないですが、普通に「宮崎 空振」で検索してもここにたどり着けないので、気になる方は、「ホーム」→「各種データ・資料」→「火山に関する情報の発表状況」を見てみてください。新燃の情報とかも見られます。

淳子:はい、全部見られますね。超マニアックな、多分業界の人しか見ないデータなので(笑)
でも皆さんぜひ見ていただいたら美和さんにも言っていただいた、そんな空振の大きさだったりとか、本当に何回目だったり、噴煙量がどれくらいとかというのが分かるので、こういったことも知っておくと身近に火山が感じられて、こういったのも一つの勉強になるかな、話のネタにもなると思うので、ぜひ見てください。

美和:見てください。また来週もお話を伺います。
黒木淳子さんでした、ありがとうございました。

淳子:ありがとうございました。

美和:曲に参ります、プレスリーですよ、一緒にツイストします(笑)。違うか。
ラジオネーム、※キュウリのキュウタロウさんからのリクエストです。
エルヴィス・プレスリー、「Jailhouse Rock」


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