シンパシー2021を見て、推しの尊さを改めて考える。
世の中は宣言発令の前日だった4/24、このギリギリのタイミングで開催されたライブがありました。ファンタシースターオンラインシリーズ(含む、『ファンタシースターオンライン2』(以下PSO2))のオーケストラコンサート『シンパシー2021』。
開催が発表されたのが当日の約1か月半前。発表されて出演者の欄を真っ先にチェックしに行ったら、ありました。推し=光吉猛修さんのお名前が!
推しのディナーショーがこのご時世で現地・オンライン開催共々ふっとんだ悲しみと無念を晴らす時が来た…!
結論から申し上げますと、悲しみと無念は晴らすどころが全部成仏し、それ以上に推しへの尊さがあふれてたまらない、そんな素晴らしいライブになりました。今だからこそ、このnoteを通じて、推しの尊さを、改めて、伝えたい!
という訳で、オンライン配信勢で当日リアタイ&期間限定アーカイブでの再試聴(以下「追いシンパシー」)&追いシンパシー期間最終日での視聴(「追い打ちシンパシー」または「ダメ押しシンパシー」)で堪能した推しの尊さをここに記します。ちなみに、追いシンパシーは時間の都合上、推しの出番をメインに見てます。(全編通しもよかった。花れんさんのオメガ語は必聴。)
超前提:当日リアタイ時の視聴環境について
今回は、オンライン配信枠があるということで、せっかくだからちょっとでもいい音響&大画面で見たい、というオットーと私の見解が一致し、
このご時世ではございますが、バーチャロンプレイヤーご用達の白馬の旅館『木塵』さんで、プロジェクターと真空管アンプをお借りして視聴しました。なお、当日の旅館の利用客は我々夫婦のみ。
(木塵の皆様、当日は様々な面でお世話になりました)
推しの出番その①:第2部『Burning Hearts ~炎のANGEL~』&『We're ARKS!』
事前にはっきりと公表されていた(もとい、曲名見ただけで分かった)推しの出番がこの2曲。ライブパートと題された第2部です。
冒頭にリンクを貼ったオフィシャルレポートにもある通り、イベントTシャツに首にはタオル(しかも『バーニングレンジャー』タオル!)を巻くという「ライブ仕様」で登場した推し。いつもの「盛り上がってますかー!」の煽りやコール&レスポンスはこのご時世上封印されていたけれども、それなしでもしっかり会場の温度を上げてくれる推し、素晴らしい。あと、推しのライブでは定番のライブパフォーマンスであるハイキック、相も変わらず良いです。誰かここにシンバルおいていただけますか。(一度でいいから見てみたい。吉川晃司ばりのシンバルキック)
で、迎えた1曲目『Burning Hearts ~炎のANGEL~』。白馬の旅館で待ち構えていた我々夫婦はどうなっていたのかというと…。
この通りである。
環境にもよりますが、画面の向こうなら、光る棒も、コールも、タオルもやり放題。フルに活かして夫婦共々ぶちあがりました。これだよ、この活き活きとした、動くライブな推しが見たかったんだよ。尊い。
もう1曲の『We're ARKS!』は、ゲーム内イベント『アークスダンスフェス』での使用曲。コンセプトは盆踊り。ゲーム内で推しがキャラ化したり、実装の頃にあったリアルイベント(確かアークス大感謝祭だったと思う)で、本人の生歌を見ながらガチで踊った(振付講習付き)のは今となっては懐かしい思い出。画面の向こうで久々に踊ったけど、何年も踊ってないと振付忘れるねこれ。
で、この曲。ライブでは間奏で
「おーれのなっまえは?」
「\みっつよしー!/」
のコール&レスポンスが定番。前述の通り、このご時世の為コール&レスポンスは封印されていたのですが、その替わりに推しが繰り出したのは、
「客がついてこられるかは無視したアドリブ祭り」
このご時世で推しのパワーがダウンしてるのか心配してたけど、むしろパフォーマンスに磨きかかってませんか!?いや、この状況を利用してると言った方がいいのか。とにもかくにも、推しの対応力の高さよ、尊い。
とりあえず、事前に分かっていた推しの出番2曲は終了。
第2部のぶちあがりだけで悲しみは見事に成仏したのですが。
出番はこれだけではなかった。
推しの出番その②:第3部『Dark To Light』
第3部の推しの出番『Dark to Light』。
この曲はもともと男女ツインボーカル、しかも男女それぞれのパートだけでも成立してしまう(!)という、説明の字面だけ見ても凄い曲。ゲーム公式ツイッターでは、今回は誰が歌うのか?と話題にしておりました。
…が、これを見た時、私は思ったのです。
「いやいやいや、男性陣、今回実質推し一択やないですかこれ!?」
当日出演の男性陣は推しともう一方(蒼井翔太さん)。蒼井さんはほぼTVアニメ版側のお方なので、もうこれは推し一択といって良いのではないかと思っておりました。しかし、当日まで蓋を開けてみないと分からないのが世の常。
迎えた当日、蓋を開けたら(というか暗転明けたら)推しがいました。
暗転明けたら推しがいるってなんていい演出なの。曲名由来かしら。
さて、そのDark To Light。オーケストラをバックに、お相手であるエイミー・ブラックシュレガーさんと息の合った超絶技巧の掛け合いを披露した光吉さん。見ていて感じたのが、光吉さんの熱量がエイミーさんやオケを引っ張っている印象。画面越しでもステージ上の熱気が伝わってくる名演でした。
光吉さん、エイミーさん、オケの皆さんがそれぞれの良さを互いに引き出しあい、一体となってハーモニーを奏でつつ、各自の見せ場もしっかり作っている。この名演は、是非ゲームを知らない人にも見ていただきたい。円盤化とかで今回のバージョン、残していただけませんか公式様!(公式のアンケートにも書いてきた)
自分の見せ場(色)を出しつつも、ステージ上の共演者を牽引し、パフォーマンスをより高みへ導こうとする姿勢。尊い。カッコいい。至高。歌がまた、カッコいい。何度でも聞きたい。
あと、推しがディナーショー用のビジュアルで着ていた黒タキシード姿で登場したのもツボです。幻にしないでくださってありがとうございます。もう尊さが溢れすぎて無理です。
推しの出番その③:アンコール『Thank You』
そこから1曲挟んで、アンコールとして披露されたのが、『Thank You』。PSO2の最終章を締めくくったグランドエンディング曲であります。これが、推しの出番その③。
各エピソードのヒロインの立場を担う歌姫3名(エイミーさん、花れんさん、フローレンス・マックネアーさん)と、アークス(PSO2で、プレイヤーキャラが所属する勢力)代表の立場の光吉さんが共演する、これまた字面のインパクトだけで(以下語彙力欠如の為省略)。
PSO2のグランドエンディングだし、歌っているご本人方がそろうのはこれが最初で最後のチャンスだろうから、やらないわけがないだろうと思っていたんですよ。だから、、、本当にやっていただいて、、、ありがとう、、、。
こちらでも、出番その②に挙げた「自分の見せ場(色)を出しつつも、ステージ上の共演者を牽引し、パフォーマンスをより高みへ導こうとする姿勢」が大いに発揮されてまして、曲の良さもさることながら、これまた尊いものになってました。
PSO2のボーカルコレクションCDで初めて聴いた時も尊さを感じていたのですが、今回は推しの尊さと、「このご時世のギリギリのタイミングでやっていただいてありがとう」の気持ちで尊さが増しましたね…。
総括。
これまで、私はこちらの記事で、光吉さんの魅力は「硬軟自在」、「多面的な魅力」に尽きると書いてきたのですが、今回でその魅力に新しいものが加わりました。
・いかなる状況でも、それを利用して、オーディエンスを楽しませようといする姿勢、それに伴う対応力の高さ
・自分の見せ場(色)を出しつつも、ステージ上の共演者を牽引し、パフォーマンスをより高みへ導こうとする姿勢
もうこのお方は「日本一歌の上手いサラリーマン」では括れない。その枠を超えたエンターティナー、アーティストですよ。もっと多くの人にこの良さが伝わってほしい、この良さを知ってほしい…!
だから私は、推し続けます。
おまけ。
ライブ前後で繰り出されたオットーの名言を、このnoteのオチと、このライブ配信を無事に見届けた証として残すことにしました。(オットー、事後報告で申し訳ない)
なお、両名言ともに、本人監修済みであることを、念のため申し添えておきます。
拙い語彙と表現ですが、少しでもコンテンツの良さが伝われば幸い。スキはモチベに、サポートは推し活とネタ収集、合唱などの活動に充てます。よろしくお願いいたします。