みんな、ともだち~ゲームタクトのこと~
このnoteで度々名前を出しているゲーム音楽系イベント『東京ゲームタクト』(以下、ゲームタクト)。
この記事とかで、私が推し(八木さん)沼に落ちたキッカケとして紹介してきましたが、そのゲームタクト公式さんが、まさかの
版元さんのご協力のもと、忘れたころに本番映像公開のお知らせ。
ゲーム音楽界隈、特に有志オケ界隈は大人の事情が色々ありまして、このような形で本番動画が日の目を見ることはレアケース。SSR。お知らせ来た瞬間に奏者界隈はお祭り状態ですよ!
そんなわけで、今回はそのゲームタクトについて、あくまでも私一個人の視点で、突っ込んで語ってみます。
そもそもゲームタクトとは何ぞや(大前提)
「ゲームタクト」はゲーム音楽を日本発の重要なカルチャーとして世界に広く紹介するとともに、参加者のみなさんが作曲家やアーティストとともに、心ゆくまでゲーム音楽を楽しむフェスティバルです。(東京ゲームタクト公式サイトより)
具体的にどんなイベントかは上記引用の公式サイトを見ていただくとして、要はゲーム音楽の祭典です。
このイベントの目玉企画が、
・ゲーム音楽を愛するプロ奏者
・ゲーム音楽を愛してやまない有志アマチュア奏者
・本家本元の作曲家
が、三位一体となってお届けする、ゲームタクトオーケストラ公演(以下、有志オケ公演)でございます。
みわさんの有志オケのおもひで・2018。(言える範囲で)
私がこの有志オケに初参加したのは、2018年のゲームタクト。
ゲームタクトのことは、セガの光吉さんが出たことがあるイベントということで存じ上げておりまして、
「有志オケに参加し続けていたらいつか共演出来るかも」
という不純な動機で、「有志オケ企画があったら参加したい」と思っていたのです。
おまけに、募集パートに合唱とあるではないですか。社会人になってから遠ざかっていた合唱。好きなゲーム音楽で歌える。これ以上幸せなことはない。
そんなわけで。結婚してそのあたりに理解のある旦那氏を得たところでエントリーしたのが2018年のゲームタクト。クロノトリガーとFFへの愛を綴ったらまさかの奏者ご当選。通るなんて思ってなかった、信じられない!というのが当選した時の心境。
リハに入った当初は、界隈経験者の皆さんの「お互い顔見知り」感に馴染めなかったのですが、とにかく、好きなゲームの音楽の「中にいる」「包まれている」感覚が夢みたいで。
そうしているうちに、いつしか休み時間は奏者同士互いの好きなゲームなどなど、色々な話で打ち解けていって。その過程・時間も含めて楽しかったなぁと。本番が終わって皆さんとお会いできなくなるのが、辛かった。
2018を経て、2019へ。
2018があまりに楽しかったので、2019も「知らないゲームの方が多いけど去年の楽しかった思い出を追体験したい!」という思いでエントリー。2年連続でご当選の報を頂いた時には身が引き締まりました。
そうして迎えた2019初回リハ。合唱トレーナーが(後に「推し」となる)八木さんに。八木さんの初々しくも、的確、かつ「音を楽しむ」素敵指導の中で、合唱パートは本番まで日々進化していきました。
もちろん、オケも岩垂先生をはじめとする素敵指導陣の熱のある、かつ楽しい指導でリハのたびに進化。
その結果が、冒頭の動画につながった、というわけです。
「疎外感」ではなくて「楽しさ」を。
初参加の人には、「疎外感」ではなく「みんなで音楽を作る楽しさ」を。
合唱メンバーは半数以上が初参加(追加募集で途中参加の方々も!)。経験者としての自分の役割はなんだろうか。そう考えてたどり着いたのがこの結論。自己満足だろうかもしれないけど、自分が一年前の初回リハの時に感じた「疎外感」だけは、初参加組には味わってほしくなかった。
あと、八木さんのご指導に、少しでも報いたかった。この気持ちは、合唱メンバーみんながひとつになるトリガーだったと思う。
どのくらいひとつになったかというと、こんな感じです。
「毎回の練習の後に喉消毒と称して呑みに行く」
→オケの方も参加されることも!皆さんの推しプレゼン祭りで本当に楽しかった。
「その呑みの場で「八木さんに何か恩返ししたい」がために合唱メンバー勝手打ち上げの開催が決まる」
→4月のとある練習後の話です。その後10月に見事実現。
改めて、ゲームタクトがくれたもの
推しとかけがえのない仲間と、深いゲーム音楽愛、
そして、
音を楽しむことのすばらしさです。
このすばらしさが高まって、今、私は、
カラ庭をはじめ、サブカル合唱界隈にも手を出すようになりましたとさw
拙い語彙と表現ですが、少しでもコンテンツの良さが伝われば幸い。スキはモチベに、サポートは推し活とネタ収集、合唱などの活動に充てます。よろしくお願いいたします。