読書感想文『紅蜘蛛』・最後の一枚(前半)
studio waspによる香港ノワール系同人ノベルゲーム『紅蜘蛛 / Red Spider』を読書して(ノベルゲームを遊んで)みる企画・第6弾。
長いことお送りしてまいりましたこのシリーズも、ついに最終ルートを残すのみとなりました。気付いたら夏も終わろうとしている。
最終ルートを飾るのは、前回で名前が出てきた、エエ声の旦那さんです!
ルート確定
というわけで、旦那さん=永孝と運命を共にしましょうか。
夫を手にかけた者に、「地獄へ道連れ」という名の、報いを。
越児さんの戦いが始まった。
いきなりの急展開
いきなりの急展開にモニタの向こうの私も口あんぐり。
待て待て待て待て。
縁起の悪いドッキリである。
やりすぎだ。あまりにもやりすぎなドッキリだ。
この脅迫状をきっかけに、鬼さんは旦那さんへ、越児さんの過去を探るよう依頼する。名目は「情報の共有(警護の立場として)」。
※つまり、この時点で鬼さんは越児と黒幕の関係を知らない
これでも大分端折っています、が、來さんルートとはまた別の、「越児を守ろうとするが故の、思いのすれ違い」が、胸に迫る展開です。
來さんルートでの「來さん締め上げ事件」ですね。
ゴウさんが不問にされた過去案件も登場。
旦那さんもなかなかのやり手であった。さすが越児さんのパートナーである。が。
旦那さん、缶詰の刑。
作戦開始
というわけで。
まずは例によって幹部の皆さんをサクッと。(これまでのルートで触れているので省略)
早くも、添明の関与を見抜いたお二人。
黒幕の存在もここで。話が早い。
兄弟と來さんとの顔合わせを済ませたところで(いろいろあった)。
越児は來さんを交えて、鬼さんへ「絡新婦」について語る。
黒幕に関わる重要人物・劉劍明と、越児の因縁へ。
詳細は來さんルートで語られているのでそこに譲るとして。
來さんは、越児が彼にとっての「命の恩人」であることを、鬼さんへ訴えた。
鬼さんも、一連の「縁起の悪いドッキリ」について來さんへ打ち明ける。互いの打ち明けのおかげで、鬼さん・來さん間の誤解が解けた。
というわけで、來さんはここから別行動。
缶詰の刑に処したのだ。当然の措置である。
缶詰現場との定時連絡~色々すっ飛ばして旦那登場
護衛くんこと羅さんと鬼さんの定時連絡。旦那さん、ツマーへ仕掛けたドッキリの罪の重さを思い知ったようである。
当のツマーは元気である。自立した女性は強い。
サクッとゴウさん家のシンくんも救出して。
小太り刑事のサイダーすすりも炸裂して。
黒幕さんも姿を現して。
ここで缶詰の刑受刑囚…もとい旦那さんから、鬼さんへ電話。
このセリフ、他の右側ルートでは羅さんが言っていたんですよね。
護衛くん、仕事している!生きている!!
(さて、どう身を隠す(ことにする)のか、楽しみである)
鬼さんからも、旦那さんへ越児が老板邸へ突撃したことが伝えられる。
旦那さん、それはフラグだ。やめてくれ。
所変わって、色々済んだ後の老板邸。
來さん、ゴウさんが黒幕側ではないことを確信。
越児・兄弟チームは老板邸の事後処理後、來さんの忠告通り屋敷へ戻ることに。
旦那さん脱走。
その頃旦那さんは。
護衛くんの名演技のスキに、
病院を抜け出すことに成功しておりました。
オールスターキャスト、ここに集結!
まあ、あれだけド派手なドッキリやりましたからね。
計画を打ち明けた件を、鬼さんが打ち明ける。
ツマーの怒りを受けるがよい。
黒幕・劉明華、始動
時を同じくして。劉劍明の兄である刑事・劉明華が動き出す。
彼こそが、今回の事件の黒幕である。
護衛くん、ピンチ。
この場には、來さんの事情聴取以降、何かを察した小太り刑事も居合わせておりまして。
小太り刑事、呼び出されてしまいました。
この背景、色は違うが、劉劍明と來さんのやり取りでも登場したもの。
明華と小太り刑事で、あの構図を再現しているということだろうか。
(來さんは堂々としていたのに対し、小太り刑事のオドオドっぷりよ。出世は遠いぞ)
明華、何をする気だ。
What!?
これまでのルートだと、縛られていたの旦那さんですよ…ね?
(色々美味しいところ持って行っている小太り刑事に呆れながら)
全員集合!
屋敷で全員集合!なんとゴウさん、大Bも一緒である。
さて、どうやってケリをつけるのか。ここで…
!?!?!?
左ルートで大活躍(特にゴウさんルート)した、ジャンさんまで!
左ルートで越児さんがやっていたジャンさんとの交渉を、旦那さんが代わりにまとめてくれている。
あーーーーーーーーーーーーーーーもーーーーーーーーーーーーーーー!
だーかーらー!
旦那さん、それ以上踏み込まない方が身のためだ。
ジャンさん…もうどうなっても知らん。
試される旦那さん。果たして。
無事に2000字を迎えたところで、(旦那さんとジャンさんの身の安全を案じつつ)後編に続く!
拙い語彙と表現ですが、少しでもコンテンツの良さが伝われば幸い。スキはモチベに、サポートは推し活とネタ収集、合唱などの活動に充てます。よろしくお願いいたします。