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ATTACK OF THE RONIN

1983年頃に広島大学の学園祭でSF研究会のウルトラQ上映会(ちなみに「宇宙からの贈りもの」と「バルンガ」だった)のついでに見た10分くらいの短編映画。上映の待合室でビデオで延々と流していた作品のうちの1本。
タイトル画はメインキャスト2人のスチール写真が待合室に掲示されていたのを白人女性だったのもあり、物珍しさから許可を得て撮影したものをAIでアニメ風の画に変換したもの。
ストーリーは合格発表を見に来ていた浪人生が不合格に絶望して巨大化して広島大学の学舎を破壊するも助手の男性におびき出され海に落ちて行方不明になる展開。
特撮はスチール合成を使った巨大化シーンとコマ撮りを使った怪獣化した浪人生の広大破壊シーン。圧縮空気を使った学舎の崩壊シーンは迫力あるが、ペチペチって感じの迫力無い浪人生のパンチでは説得力に欠ける。
登場人物は浪人生の他に大学講師役の白人女性と助手。他に複数の一般大学生。
「浪人生は死んだんでしょうか?」
「あの浪人生が最後の一人とは限らない。受験戦争が続く限り第二第三の浪人生が生まれる」
「死んだ方がいいかもしれない。所詮彼は浪人だ」
合格発表シーンは実際の広島大学の合格発表シーンを撮影して使用している。
制作スタッフは推測だけど多分広島大学SF研究会の出している焼き鳥屋台「とりふぃど」の割引券を上映会終了後に配っていたので関係者なのかもしれない。
広島大学SF研究会の上映会にはよく参加し「ゴジラ」や「ルパン三世カリオストロの城」等を見させてもらった。



浪人生の怪物のモデルアニメ用フィギュアデザイン画を模写したもの

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