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横山光輝の「時の行者」小早川編

横山光輝の漫画「時の行者」が戦国時代の大和町に来たらをいう寸劇めいた自主映画。特撮は殴りかかったものが空中に止まるのを画面外で手で持って固定とか糸で吊って固定とかやっている。レーザー光線の描写は写真で光マスク切った二重露光。ロケ地は昔から大和町にある庄屋屋敷。大和高校の生徒たちが頭巾を被り農作業着を着て熱演している。行商の商人も登場するが、それは毛利の密偵。裏切り者が出て小早川家が乗っ取られることを予感させつつ、時の行者からそうなる未来について知らされた神社の巫女が代官にそれを伝えようとして既に裏切っていた代官に殺害されて物語は終わる。
時の行者はフードローブを着込んだ女性「理沙」。時の行者は色々と設定に縛りがあり、この頃は尾張中心で西日本にはいないはずだが、原作最終回に登場した女性だったから別行動を取っているということでいいのだろう。1995年8月の旧盆に白竜湖の花火大会の一角でビデオ上映されていた。フランクさな寅がゲストだった。

小早川が毛利に乗っ取られる時期
本家「時の行者」は尾張にいた時期
時の行者のローブの色は白、灰色、緑、黒等原作漫画でも安定しない
一番多いのはカラーページでは上のローブは緑で下の作業服は白

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