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山賊商売

「山賊商売」は1987年制作のビデオ撮影の山賊映画です。学習塾に行くのに近道として江波山を越えて行く近道を通ろうとした中学生が、山中で山賊に襲われるも拾った棒切れで見事に成敗するお話です。江波山の衣羽神社周辺は、今では再開発されて伐採されてしまい墓園になってしまいましたが、昭和の頃には日中陽の差さない木々が生い茂っていました。主人公の中学生は参道の石段を駆け上がります。山賊が現れるのは、この衣羽神社の境内の拝殿となります。それにしても昭和も終わり頃に山賊とか発想がおかしい。理由はチャンバラ映画が撮りたいけど色々準備するのは大変なので棒切れ振り回して通行人を襲う山賊にしたのだそうです。カット割りとか山賊の登場シーン見ると「柳生一族の陰謀」のオープニングまんまのシーンがありますから本来は殺陣も石段でやりたかったのでしょうがさすがにそれは危ないと拝殿での殺陣になったのでしょう。山賊に勝利した中学生はそのまま神社を抜け江波山を抜ける本殿横右上の階段を駆け上がって消えていき映画は終わります。

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