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好きなことを学んでみる一歩として

こんにちは。
9歳・6歳・1歳の男の子3人を育てているsatomiです。
以前もnoteで投稿させてもらいましたが、私は子育てをしている中で絵本に再び出会い、絵本の魅力にすっかり虜になっている一人です。

一人で本屋さんへ立ち寄った時にも、まっさきに向かう場所は絵本コーナー。
私にとって癒し効果も絶大なのです。
ただ今、子どもに読み聞かせをしている真っ最中ですが、私の中では読み聞かせをさせてもらっているという感覚にも。
”私が”好きな事を子ども達にも付き合ってもらっているような気に。
それはきっと、子ども達と一緒に絵本を読んでいる時間が私にとって、何よりも幸せだと五感で感じているからです。


1.受講を後押しするきっかけ


感覚的に「好き」な思いを数年抱えている期間が続いていましたが、もっと体系的に学びたい、そして我が子への読み聞かせ期間が終わっても、絵本の持っている力について伝えていけないだろうかと真剣に考えるようになりました。
そして、絵本は親子のコミュニケーションツールとしても間違いなく力を持っているということは自らの体験からも絶対的な自信を持つことができました。
実は、ここ数年絵本について学びたい意欲が高まり、書籍はたくさん持っていたのでした。

私の本棚に眠っていた絵本関連書籍たち

おそらく一歩踏み出せなかったのは、ここ数年勉強をスタートするきっかけを探っていたのだと思います。
そこで、まずは一つ絵本に関する資格を取得を目指すことで、取得に向けて勉強する過程で学びを深めていこうと決意し、絵本の資格を徹底的に調べることにしました。
調べていく中で資格といっても想像以上に多数存在していて、また絵本へのアプローチにも多岐に渡っていることが分かりました。

・認定絵本士
・絵本専門士
・JPIC読書アドバイザー
・絵本講師
・絵本よみきかせマイスター
・絵本セラピスト
・児童図書相談士

さて、どの資格を目指してみようかと考えている中で、NPO法人「絵本で子育て」センター®が運営する絵本講師講座が掲げている目的が目に留まりました。

子育てをするにあたり、いかに絵本の読み聞かせが必要かを学び、それを語り伝えることができる人材」を育成するための講座

絵本養成講座の目的

そうそう!私が頭の中で考えていることを、この講座目的が言語化してくれていると思い、まさに私のためにあるような資格だとピンッと感じたのでした!
そのおかげで、受講を即決で決めることができました。

2.第1回の講座を参加してみて

この講座は5回の講座に出席し、毎回のレポートを提出していく形式です。
5月18日(土)が東京会場第1回の講座でしたが、今回は下記の流れで行われました。
・開講式
・絵本講師・養成講座の学び方について
・アーサー・ビナードさんの記念講演
・グループワーク

講座を通して特に印象に残ったことは、アーサー・ビナードさんの講演です。
アーサーさんは、絵本にはメッセージはあっても、「結論はない」「正解はない」ということを何度もお話されていました。きっかけとなる問いや、きっかけとなる物語は絵本にはあるが、自分にしかない答えを探していくことの重要性も伝えてくださいました。
これまでもアーサーさんが訳された絵本を数冊手に取ったことはありましたが、広島を拠点として活動され、原爆で被災された人の絵本を作成されていたことは、恥ずかしながら初耳でした。

異国の地で活動を広げていくことは、多くの困難や苦労が立ちはだかっただろうことは想像に難くありません。
その中でぶれない軸があったこと、そして物事の根っこを探っていく精神が、このように大きな活動へと繋がていったのではないだろうかと思いを巡らすことができました。
胸が熱くなり本当に素晴らしい講演でした。

すっかりファンになってしまった私はさっそく講座で絵本を購入し、アーサーさんにサインをしてもらうことができ、気分は上々に♪

アーサー・ビナードさんの直筆サイン

また、グループワークでは、山口県、長野県、北海道と全国の各地から絵本を学びたい人が集まり絵本のことについて話し合う場でした。
年代も出身地もバラバラではありますが、絵本が好きという共通言語のもと繋がることができる嬉しさ、そして心強さを感じることができました。

3.今後の目標


第1回の講座を終了し、この講座をフルに活用して学んでみたいという意欲がムクムクと沸き上がっています。
まず、やることとしては、第1回レポートを納得いく形で提出できることです。
頑張ってみます。


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