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8歳、6歳、1歳3人の子どもを連れての長旅を終えて<苦労編>

こんにちは。
9歳・6歳・1歳の3人の子ども育てているsatomiです。
長男が先週誕生日を迎え9歳となりました。
GWは4泊5日、長時間の車移動で家族旅行に行ってきました。
前回、子ども達との旅行を通した<感動編>を投稿しましたが、今回は実際に感じた大変だったこと<苦労編>を備忘録としても書いておきたいと思います。
小さい子どもを連れて旅行する方の参考にしていただければ幸いです。


1.荷物の多さ

子ども3人を連れ合計5名分で4泊、とてつもない量の荷物です。
パッキングをするのも一苦労で、出発当日、子ども達が保育園と学校に行っている午前中いっぱいかけて大量の洋服・下着・お菓子・お茶・薬等を詰め込みました。
実際に詰める作業は当日しましたが、事前にiPhoneのメモ帳に思い付いた準備物は、その都度入力し、とにかく忘れ物は最小限に留めるようにイメージトレーニングを出発日の1週間前からはしてたと思います。
今までの経験上、忘れ物がゼロは難しいことが体感としてあったので、最初からゼロは諦めていましたが、ただ物によっては忘れたことで大変な思いをするということもあったので、それは避けたい!と思っていたのでした。
我が家は今までの旅行の後で気づいて大変だった忘れ物としては、免許証ETCカードコンタクトなどがあり、その都度夫婦間でもどんよりとした空気が流れ…今回の旅は最後まで大丈夫なのだろうか…そんな気持ちも片隅に(笑)
また準備として忘れていけないのは、DVDの準備。移動時間が長い場合は車内でDVDを見るため、今まで見たことのない、子どもが食いつきそうな(飽きなさそうな)アニメものをゲオで借りておきました。
我が家は子ども3人それぞれ好きな、ポケモン、ドラえもん、クレヨンしんちゃん、アンパンマンの映画の計4枚をゲット!
また、旅先でどうしても静かに待っていなければいけない時や、長時間の待ち時間がある場合を考え、タブレットにAmazonプライムの映画もダウンロードし、Wifi環境が無い場所でも視聴できるようにしておきました。
これは、何かあった時のお守りのように。(今回はあまり出番はありませんでした。)
こうして、やっと3人の子連れ旅行がスタートできるのです。

2.入念な下調べと計画

前回の<感動編>にも書いたのですが、今回の旅行は下記のような日程で行きました。

1日目(5月2日) … 新潟県村上市 コテージ泊
2日目(5月3日) … <立ち寄り>
           新潟ふるさと村・野尻湖ナウマンゾウ博物館
           ☆長野県信濃町 ホテル泊
3日目(5月4日) … <立ち寄り>
           黒姫童話館
           ☆長野県安曇野 上高地コテージ泊
4日目(5月5日) … <立ち寄り>
           信州スカイパーク(知人と会う)・諏訪湖
           諏訪大社・小さな絵本美術館(岡谷本館)
           ☆山梨県韮山 貸別荘泊
5日目(5月6日) … <立ち寄り>
           萌木の村・野辺山宇宙電波観測所
           ☆帰宅

旅行日程

まだ、末っ子が1歳のため、3時間以上車に乗車することは、寝てしまった時以外は難しいのではないかと考えました。
そこで、今回の旅の一番の目的は長野の上高地でしたが、東北から出発する我が家は午後出発する初日に6時間以上の移動は難しいとなり、まずは3時間半でいける新潟県村上市のコテージを予約しました。
次の日以降も、移動距離と移動時間を計算しながら宿をとっていきました。
大人だけの旅と違い無理ができなかったため、道順や、かかる時間、立ち寄る観光地での所用時間等を徹底的に調べました。
旅行の時には、毎回「旅のしおり」を作成し、調べたことはそこにまとめているのですが、今回も楽しみながら取り組めたものの、この調査・計画・しおり作成にはかなりの時間を要しました。おそらく5時間くらい。

今回の旅行に向けて作成した「旅のしおり」の表紙

それでも、最終日は山梨の韮崎から自宅までは500km、6時間という距離。
GW最終日で渋滞にはまるかもしれない…
観光しながら夜の帰宅でOKとし、あまりきっちりと計画を立てずに状況を見ながら動くことにしました。
上2人は小学生なので学校の宿題はどこでやるんだ問題が出てきましたが、宿題は初日の夜に宿で終わらせていたので、親も子も焦らずにその後の旅行を楽しめたことは良かったです。
旅行開始のまだ疲れが溜まっていない時期に宿題は終わらせちゃうのがベスト!ということも今回で学びました(笑)
結局、最終日も観光もしながら自宅に着いたのは22時。
夕飯は高速のサービスエリアで食べました。
次からの学校の準備は、帰りの車内で子ども達は寝てしまったため、私が鉛筆を削り、時間割を見て用意をしたというオチも(笑)仕方ない!

3.大量の洗濯物との戦い

大人2人、子ども3人となると1日でも大量の洗濯物がでるのですが、4泊となると、とにかくどこで洗濯をするかということは、必ず事前にチェックしなければいけないことは必須項目です!
今回は、2泊目の大型のホテル、そして4泊目のコテージ近くのコインランドリーで洗濯するという計画でいました。
まずは、2泊目のホテルでは、下調べ通りにランドリーはあったのですが、245室ある大型ホテルだったため、3台の洗濯機×2室が常に稼働中。
しかも我が家の洗濯物の量は、1台では収まりきらず2台必要。
今稼働している洗濯機が終わるのがあと何分、そしてその後の乾燥機へ移動しと、何度も部屋とランドリーを行きしなければなりませんでした。私以外の家族はみんな寝静まっても洗濯物との戦いは終わらず。
12時近くまでかかり、泣きそうな気持に。
そして、4泊目はコテージ近くのコインランドリーは見つけたものの、コテージとの行き来は難しいと考え、洗濯を断念。
その分、帰宅した5日目、23時から家の洗濯機を回すというはめに。
仕方ない…。
子どもが産まれるまでの旅行は何て身軽だったのだろうと、つくづく思い知らされます。
洗濯物の心配なんて、全く気にしていなかったのに。

4.車内での兄弟喧嘩の対応

日常とは違う旅は楽しいものの、進むにつれて疲れも出てくる。
そして、小学校入学したばかりの次男は、気持ちが不安定な時期も重なって、旅の後半は兄弟間のいざこざも発生していました。
その中で一番私が精神的にやられたのが、最終日の帰宅に向かっている車内。まだ先は長くあと4時間はかかる中、長男と次男が車内で喧嘩が始まりました。最初は口喧嘩から。その後気持ちが収まらずに手や足が出始め…
せまい車内で取っ組み合いのように…
勘弁してくれ…
よい景色もよい思い出も全て水の泡と思うくらい、辛く感じてしまいました。
私自身も旅の疲れも出ていたのでしょう。
何度も書きますが、何が辛いかというとせまい車内で逃げ場がないということ。
イライラが募り私も2人を制止させるため、大きな声になり。
みんなが疲れてしまった一幕も。

5.多額の出費

今回の一番の出費は何と言っても4泊分の宿代です。
4泊中3泊は食事がつかないコテージや貸別荘でしたが、だからといって、ホテル並みに取られる金額でした。(GWという繁忙期だしね…)
宿代は想定内でしたが、予想以上かかった費用は、以下2つです。
①1泊目と4泊目の日帰り入浴
②上高地までのシャトルバス代・駐車場代
また、自炊が必要だったため、スーパーでもここぞとばかりに買い込んでしまい、結構な額となりました。

6.それでも旅行は

以上のように<感動>と共に<苦労>することも多い旅となりました。
色々な状況になる度に、仕方ない!と思い、「~しなければならない」という思いを手放さなければいけない時もありました。
でも、子連れ旅行はハプニングの連続なので、それで良いのだと私は考えます。それよりも、家族みんなで「楽しい」「来てよかった」という思いを共有できることの方が何倍も重要なのではないかと
大変なことも多くあったので、家族旅行はコリゴリ?と自分に聞いてみると、私の中の答えは「また絶対行きたい!」なのですよね。

これは、この大量の荷物と洗濯物を抱えての旅は、期間限定だということが心の中にあるからだと思います。
いつも思うですよね、こうやって家族全員で旅行に行けるのはあと何年だろうかと。
きっと、身軽に自由に動ける日はやってくる
だからこそ、今しかできない家族全員でまだまだ見ぬ景色を見に出かけたい。
そのための苦労ならなんのその!といった感じですかね。
それでも、旅行から帰ってきて数日は、疲れが溜まって身体が辛かったのも事実です(笑)
皆さんの子連れ旅行のお話もぜひ聞いてみたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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