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本当に厚かった小一の壁

こんにちは。
7歳、4歳、4ヶ月の男の子三兄弟を育てているsatomiです。
現在、長男は小学1年生。
いや~、前から「小一の壁」という言葉は聞いていましたが、想像をはるかに超えて壁が厚かったという話を今回は書いてみたいと思います。

私は、7月に三男を出産したため現在は育休中ですが、来年5月よりフルタイムでの復職予定です。
保育園の卒園式では、大きくなったなぁと感慨深く、子どもの成長が何よりうれしく感じた1日でした。
しかし、4月1日!学童初日。
現実は始まりました。
長男が小学校に入学して9か月間が過ぎ、大変だなぁと思ったリストを挙げてみました。

  • 毎日のお弁当作り(長期休みの学童保育)

  • 学童の預かり時間が短い

  • 毎日の宿題チェックやできない箇所の確認作業

  • 次の日の持ち物チェック

  • 友達とのいざこざ。登校問題

  • 行事は平日開催

では、詳しく書いてみます。

毎日のお弁当作り(長期休みの学童保育)

卒園式が終わっても、3月31日までは保育園に預かってもらい、4月1日から学童保育がはじまりました。
学校の給食が始まるまでの約10日間お弁当作りがスタート!
それまでの保育園では、毎日が給食でほとんどお弁当を作ってこなかった
私にとっては、まさに修行のような日々

夫と私のお弁当は昨日の残り+冷凍食品+卵焼きを焼くだけの簡単弁当でしたが、子どものお弁当となると、彩りや子どもの好きな食材をあれこれ考え、いつもより30分は早く起きて開始しなければ…。
朝ごはん、子ども達を起こして、自分の出勤の身支度。
慣れない私は、弁当作りをして朝出勤した段階で、今日1日が終わったような気持ちに。(キャパが狭すぎ!)

学童に預かってもらう時間が短い!

フルタイムで働いていた私は、保育園時代7時台から子どもを預けていましたが、長期休みの学童開所時間は8時から。
そうなると、始業時間に間に合わない問題が発生!
でもね、初めての場所、緊張の連続、こんな時こそ子どもに寄り添わなければと、しばらくは遅い出勤時間で調整。
でも、保護者の方みんながみんな出勤時間を調整できるわけではないので、開所まで下駄箱で待っている子ども達もいたりと。
学童の開所時間は働く母親にとっての壁だと実感。

毎日の宿題チェックやできない箇所の確認作業

これは、学校によってもバラつきがあると思いますが、長男が通う小学校は、親が毎日の宿題の丸つけをしなければいけないという原則が。
プラス音読を聞き、家庭学習カードを書かせ判子を押し…と日々親の負担が大きいと私は感じてしまいました。(人によって個人差はあると思いますが)
やりなさいと一言声をかければ進められる子もいると思いますが、長男は隣に座っていて欲しいタイプ。
そして国語では拗音(しゃ・しゅ・しょなど)の理解が追い付いていないことが判明。カタカナも怪しいぞ。
学校だけではなく補助プリント等やらなければと、これは定着しない危機感を覚えました。
そこで、こちらをダウンロードしてやらせると、何とかできるようになった様子。(ホッ)

教育ママでも何でもないのですが、学校の限られた時間のみでは知識をすべて定着することには限界があることを私が学びました。
そこで、必要になるのはやはり家庭での学習なのだいうことも。
学習の習慣づけ…大切なのは分かっているものの、こちらもフルタイムで働いているとリソースが足りない(泣)

次の日の持ち物チェック

これも、小学1年生、そして第一子だからこそなのかもしれませんが、急に小学生になったからと言って、明日の持ち物を全て一人で準備できるわけではないのですよね。特に夏休み前までの一学期。
最初は、一緒に時間割を確認してというところから始まりました。
移動ポケットのハンカチとティッシュ、給食で使う箸もちゃんと用意したのか、鉛筆はちゃんと削ったのかなど気になってしまう。
でも、今思うと私自身が過保護すぎたのかもしれないと思います。
色々悩んだ私が手に取った本にも書いてありました。

お節介を止めないでいると、子どもはいつの間にか「何をするのか、どうするのかは自分で決めるものじゃない、親が決めるものだ」と思い込む。自分が何を求めている人間なのか、何をやったときに自分らしいと感じる人間なのか知るチャンスが徐々に減っていく。
子どもたちは任されれば十分に選ぶ力を持っていて、任されれば任されるほどその力が伸びていく

出典:本当は怖い小学一年生

子どものためと思っていたことも、子どもにとってはお節介だったのだろうなぁと。何でもお母さんが言ってくれる傍についてくれる、これじゃあ自主性も何も身につかないなと…途中から反省。
見守ろうと思いつつ、今でも私の我慢大会が繰り広げられています。(1人大会ですが…)

友達とのいざこざ。登校問題

長男は家の近くの保育園に通園していたため、同じ保育園から小学校にいくお友達が9人いました。
親としても友達がいることで一安心。ママ友にもなっていたので、何かあれば情報交換もできると、そこまで心配はしていませんでした。
夏休み前までは、きっとみんなが慣れない学校生活で気を張り詰めていたこともあってか、そこまで友達と揉めることもなく過ごしました。
が、しかし!
夏休みが明けた2学期に、保育園から一緒だったお友達と登校したくないと言い出し始めました。
長男曰く、言われた一言がどうしても嫌だ、許せないといった様子。
その友達のママと私は比較的保育園時代から仲が良く、連絡も取りあう関係性。しかも同じ団地内で徒歩3分圏内のあいだがら。
「まじかー」と思いました(泣)
一緒に行きたくないということを、私から〇〇君のお母さんに話して欲しいと、長男は半べそかきながら訴えてくるのです。
私も悩みましたが、長男にとっても見逃してはいけない場面だと感じた私は、そのママに話を伝えていくことに。
結局は一緒に登校することを辞め、お互い他の友達と登校することで距離ができたので、今は前ほど険悪になる場面も少なくなったようです。
「お互い自分の子どもに寄り添おうね」とそのママとは話になりました。
そこで、思うのが親がどこまで立ち入るべきなのか。
『もう小学生なのだから』なのか『まだ小学1年生なのだから』では、親がとるべき行動は全然変わってくると思いました。
今回は、助けを求めてきてくれた長男に応えたことで、安心した顔を見ることができたので良かったと思いました。
ただ、きっとこれからもこのような友達のいざこざは出てくるはずです。
でも、いつだって味方だということ、応援しているということ、それを伝えていくことしか出来ないということと、小学1年生にして、親ができることは案外少ないんだなと実感した出来事でした。
小学校にあがることで、子どもの精神的フォローが必要な大事な時期に入っていることも、私が感じたことの1つです。

行事は平日開催

4月に配布された年間行事予定表を確認し、学校行事で結構な回数仕事を休まなければいけないなとまず思いました。
これは、子どもが保育園通いだったからこそかもしれません。
行事以外にも、子ども会の仕事として、旗振り当番や地区巡視などすべて平日のゴールデンタイムに設定。
子どもを優先したいという気持ちはもちろんあります!
ただ、仕事の調整が今まで以上に必要です。
職場から理解をもらうことも必要であること、休みが多く迷惑をかけることもあるからこそ、日々の仕事では信頼残高をためておかないといけないと気を引き締めました。

上記のことが色々重なり、そして7月には第3子出産も迎え、目まぐるしい2022年だったと改めて思います。
これからお子さんが小学生を迎える方の少しでも参考になれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。



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