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幸せライフの師匠のこと

幸せについて考えるようになって、現在7年目くらいでしょうか。今は師匠のような存在がいます。その方も母のご縁で知り合ったので、母には感謝ですね。

1で触れた宗教法人の講話では、内と外は鏡であると教わりました。家庭の状態が良くなると自然と外の状態が良くなると言う考えです。父は職場の上司を、母は同性の年上の存在を、兄弟は先輩や後輩を映すということで、仕事をうまくいかせたいのなら父との関係を見直してみましょうと。
父は私にとって恐ろしい存在でした。決して暴力を振るわれるようなことはありませんでしたが、無言のプレッシャーがつらく、居心地の悪い存在でした。何がと言われるとわからないのですが、怖くてたまらない。父は私のことに関心がなく、寂しさも感じていました。愛されていると感じられなかったのです。
それでも親子ですから、改善できるものならしたかったし、それで外の人間性も好転するのならいい事づくめです。私は父との関係改善に一生懸命取り組みました。
それのおかげかどうかは、神のみぞ知るですが、今は父との関係に満足しています。父はちゃんと私を愛してくれていると理解できるようになりましたし、ずいぶん会社でも過ごしやすくなったと思います。
今はそこへ講話を聞きに行くことはなくなりましたが、だからと言って良くなったり悪くなったりするわけでもありません。でも少なからずその場所との出会いは私にいい影響をもたらしたのだと思います。この出会いがなければ父との関係改善に力を注ぐことなどありえなかったのですから。家族全体が今はとてもいい雰囲気です。

そして1年ほど前、先に述べた師匠のような方と出会います。その方はいつもエネルギーに満ち溢れていて、そばにいるだけで元気をもらえるような人。そしてなにより、人生をとても満たされた状態で過ごされていて、「こんなふうになりたい」を体現している人でした。この出会いが、私の考え方を劇的に変えます。

師匠と、例の宗教と、不思議なことに結構同じことを言ってるなぁというときがありました。どちらも突き詰めると「自分と向き合う」結局それに尽きるらしいです。

つづく

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