変わらずにあるもの。変わり続けていくもの。

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海まで車を走らせる。あまりよろしくない証拠。無意識にかたくなっているのだろう。気づくと身体に力が入っていて、抜いては入り抜いては入りのくり返し。誰もが余裕をなくし不安を抱えている。刺々しくもなる。言葉も強くなる。気がついて嫌になる。これもまたくり返し。

穏やかでいたい。やわらかくいたい。

海はいつも変わらず在って迎えてくれる。ちっぽけであることも教えてくれる。太陽も変わらず温かさを感じさせてくれる。風や波の音、鳥の声。自然が生きていることを感じさせてくれる。アーシングして自分の内に溜まった毒を外に出す。思いきり息を吸うとどれだけ呼吸が浅くなっていたのかわかる。水はまだ冷たくて足先がジンジンしてくる。段々と鈍らせていた感覚が戻ってくる。いろんなことが見えてくる。いろんなことを考える。

イノチが生まれてから何億年もの間、大きな変化をくりかえしながらも途切れることなく物語は続いている。これから先どんな物語になるのか描いていくのは今を生きている私たちだ。これから生まれてくるイノチが穏やかに暮らせる世界であるように。できることはあるはずだ。

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